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ニーチェ伝

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著者/訳者名

ヨアヒム・ケーラー 著 五郎丸 仁美 訳 

出版社 青土社
発行年月日 2008年12月21日
ISBNコード 9784791764556
定価 ¥5,280(税込)

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概要

はじめて解き明かされるニーチェの秘密
「神は死んだ」 「永遠回帰」 「超人思想」・・・・・・世紀をまたいでわれわれを魅了し呪縛する難解なニーチェ思想。しかしこれらはみなニーチェの内面生活から生まれたものだった――。妹エリーザベトが堅牢に綴じ上げた封印を破り、知られざる生身の姿が明らかになる。ニーチェ・ルネッサンスの掉尾を飾る待望の評伝にして“問題の書”。ついに邦訳なる。

目次

序言

1 墓地に生えた植物
 王に忠実な牧師
 シンデレラと王子
 小さな友人
 死をもたらす幽霊

2 悪夢に憑かれた生
 ナウムブルク式の徳に縛られて
 デーモンの仮面
 ネズミとの出会い
 ヴォータンと死霊の群れ
 眠りが怪物を生むとき

3 寄宿生フリードリヒの揺らぎ
 病弱な学徒
 ダンテの地獄
 月の少年の口づけ
 最初の誘惑
 悪徳の男爵
 「君は立っている、かすかに背を反らして」
 叛乱のリハーサル

4 騎士と死と女主人
 大晦日の声
 「沸き上がる満足感」
 コレラの季節の幽霊
 哲学の浸透
 二人の若き神々
 種属の霊
 悪しき女主人の来訪

5 兄弟の神々による救済
 美しき者と恐るべきもの
 「自己体験、自己熱狂」
 最後の人間の独白

6 魔法使いクリングゾールの園
 魔界の王族と大学生
 「オルペウスの秘めやかな悲惨」
 中傷
 ミトラス狂気に陥った英雄

7 バーゼルの躓き
 「演技する教授」
 チョークで描いたハートマークとスミレの花束
 ヒキガエルを食べる
 偽りの社会
 「口づけするための唇!」
 鳶色の夜の声
 「眼に見えぬ暗い負担」

8 「星の友情」
 「力なく熱っぽい眼をした少年」
 ステラ

9 新しきコロンブス
 大いなる解放の謎
 考古学の浜辺
 プリンツ・フォーゲルフライの冒険
 「海賊に囚われたカエサル」
 「尽きることのない回帰の機会」

10 至福の島々で
 沈黙せる若者
 魔法の世界に誘われて
 「神々が舞踏して、一片の衣も身に纏うことを恥じる彼方・・・・・・」

11 「家畜のふりをする猛獣」
 聖なる三位一体
 「残酷な運命」
 フロイトの防衛戦
 人工の楽園

12 ツァラトゥストラの秘密
 牝象
 湖畔のヴィジョン
 壁に映った影

主な文献と略記法

訳者あとがき

索引(人名・地名)

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