概要
食品偽装や建築偽装など、さまざまな詐欺事件が起きている。これらの根本にあるのは、取引する一方だけが情報をもっていて、もう一方が知らないという「情報の非対称性」である。この「情報の非対称性」は、とりわけインターネットように相手の顔がみえにくい世界では大きくなる。たとえばインターネット・オークションでなどでは、それだけ詐欺も起こりやすくなる。しかし、実際には、理論値ほどには詐欺は起きていない。その要因は、評判システムにある。
どのような評判システムであれば詐欺が起こりにくいのか、壮大な実験の結果から評判システムの新しい効果も見えてきた。
本書では、「安心社会」から「信頼社会」への移行を提唱してきた著者(山岸)の議論をさらに発展させ、最近の急速な技術(情報通信、脳科学、認知科学)の進歩を背景に、
新しい安心社会」とも呼びうる将来の社会の姿を描きだす。
目次
第1章 安心社会と信頼社会
第2章 歴史からの教訓
第3章 実験研究からの教訓
第4章 評価と評判
第5章 開かれた安心社会へ向けて?
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