概要
漢文で書かれている十七条憲法を字義に即して詳しく読み解く
『~十七条憲法~』『~憲法十七条~』の書名でその解説を主とする本は、十七条憲法の知名度や、聖徳太子論の出版点数の多さに比べると意外なほど少なく、いま現在、花山信勝『聖徳太子と憲法十七条』(1982年、大蔵出版)岡野守也『聖徳太子「十七条憲法」を読む―――日本の理想』(2003年、大法輪閣刊)の二点だけが流通書目です。本書の特色は仏・儒・道の三京に詳しい著者が、憲法の語句の典拠となった仏・儒・道の中国古典を引用しながら字句の意義を解説し、条文の意義を平易に解説している点にあります。
◎現代語訳や読み下し文だけを示す本とは違い、①白文漢文の原文+②返り点つきの漢文+③読み下し文二種(漢字一対一対応のものと、ひらがな多用のもの)+④解説文の構成による精読志向。
◎王権統一国家構築の時代に記された、日本最古の理論的政治思想文書
あるいは称賛され、あるいは批判されながらも1400年の長きにわたり語りつがれて今なお命脈を保つ日本の社会的・政治的センスの原型
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