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シュトルム文学名作集 Ⅰ

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著者/訳者名

テーオド-ル・シュトルム著
日本シュトルム協会翻訳

出版社 三元社
発行年月日 2009年05月15日
ISBNコード 9784883032433
定価 ¥5,500(税込)

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概要

十九世紀ドイツを代表する詩的・市民的写実主義の作家・詩人テーオド-ル・シュトルム
多数の抒情詩と『みずうみ』『白馬の騎士』など役60編の短編小説・散文作品を残したシュトルムは、戦前戦後、立原道造をはじめ日本文学に大きな影響を与えてきた。
 本書では、そのシュトルム文学の全体像をつかみ味わうべく、散文小説とメルヘンの中から名作作品20篇を選び、創立25周年を迎えた日本シュトルム協会の研究者・翻訳家訳で紹介する。
 本巻では、ドイツ文学の真珠といわれる、美しくもはかない青春の悲恋を描く、初期の代表作『みずうみ』、そして本邦初訳作品『荒地の村』を含む初期から中期の14篇を収録

目次

まえがき <シュトルム文学の魅力など一般的ガイド> 田中宏幸
詩:まち
マルテと時計(1847)     田中まり
広間にて(1848)       小畠 泰
みずうみ(1848)       加藤丈雄
アンゲーリカ(1855)     加藤丈雄
広場のほとり(1860)     小畠 泰
ヴェローニカ(1861)     田中まり
ブーレマンの館(1864)   高木文夫
雨姫さま(1864)       永井千鶴子
聖ユルゲンにて(1867)   渡辺芳子
荒野の村(1871)       松井 勲
レーナ・ヴィース(1870)    田中まり
人形遣いのポーレ(1874)  野原章雄
静かな音楽家(1875)    田中宏幸
水に沈む(1876)       深見 茂

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