概要
もともと茶は薬であった。日本や中国の歴代医薬書の中には茶の記事があり、そこには茶の効能や処方のほか異名・産地・製法も記され、古辞書や『茶経』『茶譜』など茶書の抜粋も収録されており、非常に貴重な史料である。本書は、中国と日本の医薬書史料の影印を多数収録し、それらの史料から中国・日本の各時代における茶の様相とその歴史的変遷を明らかにする。
目次
はじめに
第一章 茶の医薬史:中国編
1 隋代までの医薬書
2 唐代の医薬書
3 宋代の医薬書
4 金・元代の医薬書
5 明代の医薬書
6 清代の医薬書
第二章 茶の医薬史:日本編
1 平安時代までの医薬書
2 鎌倉時代の医薬書
3 室町・安土桃山時代の医薬書
4 江戸時代の医薬書(前期・中期・後期)
第三章 茶の医薬史:論考編
1 茶を記した現存最古の薬書史料
2 『神農本草経』の茶について
3 蝋(臘)茶について
4 養生論の系譜から見た『喫茶養生記』
5 寒の茶・温の茶
第四章 医薬書史料
中国編
1 隋代までの医薬書
2 唐代の医薬書
3 宋代の医薬書
4 明代の医薬書
5 清代の医薬書
日本編
1 平安時代の医薬書
2 鎌倉時代の医薬書
3 室町時代の医薬書
4 江戸時代の医薬書
あとがき
「?存最早的?物?籍史料中?于茶的??」(第三章1の中文訳)
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索引
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