疾患・病態別栄養管理の実際
概要
シリーズ第3巻では,栄養管理が重要となる糖尿病,高血圧症などの生活習慣病の各疾患を取り上げた.内容としては,各疾患において,なぜ栄養療法が必要であるかという理由や標準的な栄養管理法を解説した上で,典型症例の具体的な栄養管理法を解説することにより実際の症例にいかに応用するかの提示を行った.本書は従来の疾患別の教科書とは異なったユニークな栄養療法の実践書であるといえる.
【シリーズの特色】
〈NST のための臨床栄養ブックレット〉シリーズは全10巻の刊行予定で,NSTを構成する医師,管理栄養士,看護師,薬剤師を主な読者対象としている.特にこれからの現場を担う若手の方々に読んでいただき,臨床栄養の基本的な知識をしっかりと固めて,将来NSTの中で中心的な役割を果たしていただきたいという出版のねらいがある.臨床栄養のバックグラウンドを押さえつつ,栄養アセスメントや栄養プランニングの実際を解説し,症例の頁も充実させた内容構成で,現場感覚で学べる実践書シリーズ.
▽〈NSTのための臨床栄養ブックレット〉シリーズ全10巻(逐次刊行予定)
1 疾患・病態別栄養管理の実際 肝・胆・膵・腎の疾患(2009年1月刊)
2 疾患・病態別栄養管理の実際 消化管の疾患(2009年1月刊)
3 疾患・病態別栄養管理の実際 生活習慣病(メタボリックシンドローム)
(2009年4月刊)
4 疾患・病態別栄養管理の実際 呼吸・循環系の疾患
5 疾患・病態別栄養管理の実際 周術期とクリティカルケア
6 疾患・病態別栄養管理の実際 癌・化学療法・褥瘡・AIDS
7 疾患・病態別栄養管理の実際 ライフステージ(1)
(新生児,乳児,学童,思春期,妊産婦)
8 疾患・病態別栄養管理の実際 ライフステージ(2)
(壮年期,更年期,老年期)
9 臨床に役立つ栄養学の基本 栄養療法のストラテジー
~アセスメントからプランニングまで~
10 臨床に役立つ栄養学の基本 静脈・経腸栄養のベーシック
目次
第1章 メタボリックシンドロームとは[総論]
はじめに
1.現代生活習慣病とメダボリックシンドローム
2.診断基準設定の背景
3.診断基準と頻度
4.内臓脂肪の蓄積とインスリン抵抗性
5.骨格筋におけるインスリン抵抗性の分子機構
6.肝臓とインスリン抵抗性,脂質代謝異常,脂肪肝
7.メタボリックシンドロームと糖尿病
8.メタボリックシンドロームと高血圧
9.メタボリックシンドロームと冠動脈疾患
第2章 肥満症
1.どんな疾患か
2.なぜ栄養量法が必要か
3.肥満症における栄養療法の原則と実際
第3章 脂質異常症
1.どんな疾患か
2.なぜ栄養量法が必要か
3.栄養療法の原則と実際
第4章 糖尿病
1.どんな疾患か
2.なぜ栄養量法が必要か
3.栄養療法の原則と実際
第5章 高血圧症
1.どんな疾患か
2.なぜ栄養量法が必要か
3.栄養療法の原則と実際
第6章 高尿酸血症(痛風)
1.どんな疾患か
2.なぜ栄養量法が必要か
3.栄養療法の原則と実際
column METS(運動強度)
column 食事バランスガイド
第7章 症例(case)
CASE 1 肥満症
CASE 2 脂質異常症
CASE 3 糖尿病性腎症
CASE 4 糖尿病を有する褥瘡患者
CASE 5 高血圧症
CASE 6 高尿酸血症
索引
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