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わかりやすいビジュアル歯科保健医療統計学

わかりやすいビジュアル歯科保健医療統計学
著者/訳者名

安井利一 監修/尾﨑哲則 編/青山旬・長田斎・加藤一夫・玉川裕夫・福田雅臣・眞木吉信 著

出版社 医歯薬出版
発行年月日 2008年11月01日
ISBNコード 9784263442753
定価 ¥5,280(税込)

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概要

●歯科保健医療統計を必要とする人や,歯科学生,歯科衛生士のために,統計をわかりやすくビジュアルに解説したテキスト.
●VISUAL MANUAL編では,“見てわかる!”をコンセプトに,歯科保健のさまざまな統計を「グラフを読む」「グラフをつくる」「データを解析する」「歯科の指標をマスターする」に分けてわかりやすく解説.ADVANCE MANUAL編では,一歩進んで歯科保健医療統計学を詳しく学びたい人のために「統計のしくみを理解する」「集団の違いをみる」「疫学を知る」「歯科保健医療情報」の視点で解説.
●歯科の仕事においては,多くの場合,フィーリングで話すことが許されないことがあります.その際,統計によってはじめて,いろいろな物事の傾向や性質を明らかにすることができます.本書によって,ぜひ歯科保健医療統計学をマスターしてください.

目次

VISUAL MANUAL
第1章 グラフを読む
 ・集団全体の特徴をとらえるにはグラフを読む
  (1)変化を読む―時系列の比較
   ・折れ線グラフ1 ・折れ線グラフ2
  (2)比べて読む―数値の比較
   ・単純比較棒グラフ ・積み上げ棒グラフ
  (3)占める割合を読む―構成比率の比較
   ・円グラフ ・帯グラフ(横内訳棒グラフ)
  (4)変化と比較を読む
   ・レーダーチャート(クモの巣グラフ)
第2章 グラフをつくる
 ・集団の特徴をもっともよく表現できるグラフをつくる
  (1)変化をみたい場合
   ・折れ線グラフ (例)Step1 データをそろえる/Step2 グラフをつくる
  (2)比較をしたい場合
   ・棒グラフ(単純比較棒グラフ) (例)Step1 データをそろえる/Step2 グラフをつくる
   ・積み上げ棒グラフ (例)Step1 データをそろえる/Step2 グラフをつくる
  (3)占める割合をみたい場合
   ・円グラフ(パイグラフ) (例)Step1 データをそろえる/Step2 グラフをつくる
   ・帯グラフ (例)Step1 データをそろえる/Step2 グラフをつくる
  (4)変化をみて比較したい場合
   ・レーダーチャート (例)Step1 データをそろえる/Step2 グラフをつくる
  (5)データのばらつきを知りたい場合
   ・散布図 (例)Step1 データをそろえる/Step2 グラフをつくる
第3章 データを解析する
 I.集団の特性を統計的につかむ
  度数分布表・ヒストグラム
   (例)Step1 データをそろえる/Step2 グラフをつくる/Step3 データを解析する
 II.集団の違いを統計的に示す方法を知る
  (1)相関
   (例)Step1 データをそろえる/Step2 相関図(散布図)をつくる/Step3 データを解析する
  (2)χ2(カイ二乗)検定
   (例)Step1 データをそろえる/Step2 データを解析する
  (3)平均値の差の検定(t検定)
   (例)Step1 データをそろえる/Step2 グラフをつくる/Step3 データを解析する
  (4)リスク分析―相対危険度
   (例)Step1 データをそろえる/Step2 データを解析する
  (5)リスク分析―オッズ比
   (例)Step1 データをそろえる/Step2 データを解析する
  付(1)探索的データ解析―箱ひげ図
   (例)Step1 グラフをつくる/Step2 データを解析する
  付(2)探索的データ解析―パーセンタイル曲線
   (例)Step1 平均値曲線で表現してみる/Step2 パーセンタイル曲線でみてみる/Step3 データを解析する
第4章 歯科の指標をマスターする
 I.疾患数量化の基本概念
  (1)数量化
  (2)指 数
  (3)指 標
 II.う蝕に関する指標
  (1)DMF index
   1)永久歯:DMF
   2)乳歯:def,dmf,df
  (2)う蝕に関する表現法
   1)永久歯列
   2)乳歯列
  (3)第一大臼歯の健康度に関する指標(dental health capacity:DHC)
  (4)relative increment of decay index(RID index)
  (5)根面う蝕に関する指標
 III.歯周疾患に関する指標
  (1)歯肉炎に関する指標
   1)PMA index
   2)gingival index(GI)
  (2)歯周炎に関する指標
   1)periodontal index(PI)
   2)periodontal disease index(PDI)
   3)gingival bone count(GB count)
   4)community periodontal index(CPI)
 IV.口腔清掃状況の指標
   1)oral hygiene index(OHI)
   2)oral hygiene index-simplified(OHI-S)
   3) patient hygiene performance(PHP)
   4)plaque index(PlI)
   5)plaque control record(PCR)
   6)Ainamoの口腔清掃状況の指標
 V.歯のフッ素症の指標
  (1)Deanの分類
 VI.その他の口腔疾患の指標
  (1)不正咬合
ADVANCE MANUAL
第1章 統計のしくみを理解する
 I.集団の調べ方を学ぶ(統計調査)
  1. 調査にあたって
   1)目的
   2)対象
   3)方法
   4)評価.
   5)評価「
   6)計画法
   例題
 II.集団から対象を選ぶ(標本抽出)
  1. データの集め方
   1)母集団と標本
   2)標本抽出法の種類
 III.データの種類を知る
  1. 量的データ
  2. 質的データ
  3. 数量化
 IV.集団の形をみきわめる(性格を知る:分布と偏り)
  1. 分布の形
  2. 分布の中心を表すもの(代表値)
   1)代表値の種類
   2)代表値の選択と利用
  3.分布の広がりを表すもの(散布度)
   1)平均偏差
   2)分散
   3)標準偏差
   4)変動係数
   5)標準誤差
   6)信頼区間
  4.データの分布(理論分布)
   1)正規分布
   2)正規分布の利用
   例題
   3)その他の分布
 V.集団を表す(グラフ)
  1. 図表化
   1)表の作成方法と留意点
  2. データの種類とグラフの作成
   1)数値の比較-棒グラフ-
   2)時系列の比較-折れ線グラフ-
   3)構成比率の比較-円グラフ・帯グラフ-
   4)相対比較の比率-レーダーチャート(クモの巣グラフ)-
第2章 集団の違いをみる(検定)
 I.仮説検定
  1. 仮説検定の手順
   1)帰無仮説,対立仮説の設定
   2)有意水準(危険率)の設定と検定法の選択
   3)検定統計量の計算と有意点の算出
   4)帰無仮説の棄却・採択の判定
  2. 仮説検定の判定
 II.平均値の差の検定
  1. 統計量の計算
  2. 自由度
  3. F検定(等分散の検定)
  4. スチューデントのt検定
  5. ウェルチのt検定
  6. 対応のあるt検定
 III.百分率の差の検定
  1. 適合度の検定
  例題
  2. 分割表の検定
 IV.相関分析
  1. ピアソンの積率相関係数
  2. スピアマンの順位相関係数
  3. 回帰式
第3章 疫学を知る
 I.疫学とは
  1. 定義
  2. 目的
 II.疫学と倫理
  1. 疫学の倫理的ポイント
  2. 倫理
  3. 疫学研究における倫理
 III.疫学の研究方法
  1. 疫学の方法論
  2. 記述疫学
  3. 分析疫学
  4. 介入研究
 IV.スクリーニング
  1. スクリーニング検査法
   1)スクリーニング実施の条件
   2)スクリーニング検査の評価
 V.EBM
  1. EBMとは
  2. EBMと臨床研究
  3. バイアスの除去とマスキング
   1)選択バイアス
   2)測定バイアス
  4. 交絡と除去方法
   1)研究デザインにおける交絡のコントロール
   2)データ分析における交絡のコントロール
第4章 歯科保健医療情報
 I.歯科保健医療情報について
 II.デンタルインフォマティックス
  1.デンタルインフォマティックスの定義
  2.臨床医学とは何?
 III.データベース
  1.データベースとは
  2.データベースマネージメントシステム
  3.データウエアハウス
 IV.電子カルテ
  1.電子カルテとは
  2.電子カルテの目標
  3.電子カルテとコンピュータネットワーク

 付表1 F分布表 付表2 t分布表 付表3 χ2(カイ二乗)分布表
 文献
 索引

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