現在の大学が臨床を重視したカリキュラムであるのを意識し，学生にとって必要な知識のみをまとめた教科書である。
各項目は講義で学ぶ内容を問題形式で載せ，その問題に対する「模範解答」と，より掘り下げた内容の解説で構成した。
ポイントだけを知りたいとき・覚えたいときは「模範解答」のみ読めばよく，きちんと学ぶときは本文である解説を読む，というつくりになっている。
1項目は見開き2頁にレイアウトし，図表と文章の比率がおおよそ1 : 1 となるようにし，ビジュアルで理解できるようにした。
欄外に「臨床と関連する内容」を載せ，臨床と直結した“臨床薬理学”が含まれるようにした。
図表中，特に重要なポイントは吹き出しにして目立つようにした。

総論
自律神経・骨格筋作用薬
中枢神経作用薬
循環器作用薬
坑炎症薬
呼吸器作用薬
消化器作用薬
腎臓作用薬
内分泌作用薬
血液作用薬
抗生物質・坑ウイルス薬
坑腫瘍薬
臨床薬理