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聴覚障害児の読み書き能力を育てる

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著者/訳者名

デイヴィド・A・スチュワート、ブライアン・R・クラーク 著 松下淑、坂本幸 訳

出版社 明石書店
発行年月日 2009年03月31日
ISBNコード 9784750329499
定価 ¥2,750(税込)

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概要

情報化する現代社会を生きるためには読み書きをはじめとするリテラシーが求められる。本書は、聴覚障害をもつ子どもたちがリテラシーを獲得し伸ばすために、親や教師は何ができるか、日常生活の中でできる具体的な実践例をあげながら紹介する。

目次

 まえがき

第1章 リテラシーとは
 リテラシーとは何か
 聴覚障害児とリテラシー
 リテラシーとコミュニケーション
 リテラシーの発達に向けて
 使うことによって、子どもは言語を学ぶ
 まとめ

第2章 子どもはどのように言語を獲得するか
 言語とは何か
 言語発達の段階
 言語は学習される
 言語と聴覚障害児
 言語は言語から伸びる
 まとめ

第3章 聞こえとことば
 聴力損失の表し方
 補聴器と残存聴力の活用
 補聴器の使用と子ども
 聞こえの補助装置
 聞こえの補助手段
 人工内耳
 言語への聴覚関与の促進
 まとめ

第4章 目からのことば
 子どもにとって効果的なコミュニケーションができる親になる
 目に見える情報に聴覚障害児の注意を向けさせる
 物や行動に意味づけをする
 聴覚障害児のコミュニケーションの知識を文字の世界へつなぐ
 いろいろな手話について
 手話コミュニケーションではどのような表し方をするのか
 手話コミュニケーションとリテラシーの発達
 手話がリテラシー技能の発達に及ぼす効果
 指文字とリテラシーの発達
 文字と結びつける方策の行動計画
 まとめ

第5章 すべては経験から始まる
 容易な出口はない――会話についての一言
 本物の経験は家庭から始まる
 遊びが親と子どもにとって有益な理由
 楽しいお買い物
 行動計画リストから始める
 まとめ

第6章 テレビの世界でのリテラシー
 字幕の世界への案内
 聴覚障害児に字幕を読む技能を発達させる支援について
 まとめ

第7章 読む力を育てる
 読むこと
 読むことと聴覚障害児
 音韻論的処理
 形態素に基づいた処理
 読むことへの道筋としてどれがいいのか?
 読むことは生まれたときから始まる
 子どもが読むように仕向けるために親にできること
 就寝時のお話から共同読みへ
 読むことの準備態勢[レディネス]
 年長の聴覚障害児の読み
 心構えが大切
 読むことの指導のための具体策
 まとめ

第8章 書く力を育てる
 書くことの特性
 書くこととは何か
 正しい心構えを育てる
 自己流の綴りについて
 聴覚障害児の書く機会の変化
 書くことの指導のための具体策
 まとめ

第9章 学校との協力
 親の学校への参加をめぐる課題
 親と教師の強固な関係の作り方
 リテラシーの目標を達成するための学校との協力関係
 親と教師の効果的な話し合いの持ち方
 あなたもボランティアを
 まとめ

 訳者あとがき
 参考文献
 索引

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