概要
2009年5月,いよいよ裁判員制度がスタートし,国民の常識が刑の重さを決める時代を迎える.刑を科すべき犯罪とは何か,罪と罰の考え方はどう変わっていくのか.本書は,裁判員が知っておきたい刑事法の基礎をコンパクトにまとめ,犯罪の成否をどのように判断すればよいか,豊富な具体例を用いて解説する.
目次
はじめに
第1章 罪と罰の考え方はどう変わる?
第2章 刑罰制度は何のためにあるのですか
第3章 犯罪とはどのようなものですか
第4章 被告人の認識はどう影響しますか
第5章 裁判員が扱う犯罪の種類
第6章 犯罪にあてはまっても許される場合
第7章 一緒に犯罪に加わった者はどうしますか
第8章 犯罪の成否は、具体的にどうやって判断するのですか
第9章 刑の重さはどのように決定するのですか
おわりに
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