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不整脈を診る・治す

不整脈を診る・治す
著者/訳者名

編集
青沼和隆(筑波大学教授)

松崎益徳(山口大学教授)

出版社 文光堂
発行年月日 2009年03月18日
ISBNコード 9784830616921
定価 ¥16,500(税込)

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概要

この数年における非薬物治療の進歩には目を見張るものが多く,従来はアブレーション治療が困難と考えられ適応外とされていた頻脈性不整脈を,上室性頻拍・心房細動・特発性心室性不整脈・器質的心疾患に合併する心室性不整脈に大別し,そして薬物治療抵抗性の心疾患に対するデバイス治療では植込み型除細動器と心臓再同期療法に大別して解説した.

目次

I.不整脈を診る・治す
II.非薬物療法に必要な基礎知識
 1.非薬物療法の歴史と変遷
 2.頻拍理解のための基本的臨床電気生理学的知識
 3.高周波アブレーションの原理と実際
 4.新たなエネルギーによるカテーテルアブレーション
 5.3次元マッピング法
 6.高周波アブレーションの合併症
III.上室性頻拍を診る・治す
 1.電気生理を識る
 2.組織解剖を識る
 3.体表心電図による鑑別
 4.電気生理学的検査による鑑別
 5.房室結節リエントリー性頻拍
 6.房室リエントリー性頻拍
 7.心房頻拍
 8.心房粗動
 9.心臓術後心房頻拍
 10.先天性心疾患合併上室性頻拍
 11.頻拍依存性心筋症
IV.心房細動を診る・治す
 1.疫学を識る
 2.解剖を識る
 3.電気生理を識る
 4.薬物療法
 5.心房細動アブレーションの歴史と変遷
 6.発作性心房細動のアブレーション:拡大肺静脈隔離法
 7.心房細動アブレーションのバリエーション
 8.心房細動治療のための特殊部位のアブレーション
 9.心房細動に対するカテーテルアブレーションの合併症と問題点
 10.アブレーション前後の抗凝固療法
 11.慢性心房細動に対するアブレーション
 12.心房細動の外科的治療
 13.心房細動に対して薬物療法か? カテーテルアブレーションか?
V.特発性心室性不整脈を診る・治す
 1.解剖と刺激伝導系を識る
 2.右室特発性心室頻拍
 3.左室特発性心室頻拍
 4.特発性心室細動のカテーテルアブレーション
 5.心電図による起源予測─流出路起源心室性不整脈
VI.器質的心疾患に合併する心室性不整脈を診る・治す
 1.疫学を識る
 2.解剖を識る
 3.薬物治療を識る
 4.陳旧性心筋梗塞
 5.非虚血性心筋症
 6.不整脈源性右室心筋症
 7.先天性心疾患術後心室頻拍に対するアブレーション
 8.脚枝間リエントリー性心室頻脈
VII.植込み型除細動器(ICD),自動体外式除細動器(AED)で治す
 1.適応とその効果
 2.ICDの実際:その適応と限界
 3.ICD植え込み後のVT/VFストームに対する対処
VIII.心臓再同期療法(CRT-P/CRT-D)で治す
 1.CRT-P/CRT-Dの効果と限界
 2.CRT-P/CRT-D植え込みの実際
 3.dyssynchronyの評価法について
 4.生理的ペーシングの試み
 5.心室ペーシングの功罪
IX.非薬物療法の今後の展望
索引

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