●初版以来，局部床義歯補綴学（部分床義歯補綴学）入門書決定版としての評価を確立．このたび第5版として全面改訂．見やすくわかりやすく，学びやすいオールカラーテキスト．
●基礎編では咬合論から入り，臨床に必要な局部床義歯補綴学の基礎知識を，臨●初版以来，局部床義歯補綴学（部分床義歯補綴学）入門書決定版としての評価を確立．このたび第5版として全面改訂．見やすくわかりやすく，学びやすいオールカラーテキスト．
●基礎編では咬合論から入り，臨床に必要な局部床義歯補綴学の基礎知識を，臨床編ではそれを基とした臨床的考え方とテクニックについて解説．
●改訂版でオールカラー化するとともに，局部床義歯による治療の意義（信頼関係に基づく全人的医療→患者のQOL向上の達成）の重さを認識すること，医療の質的向上を促す問題解決志向システム（POS）医療のあり方，進め方を把握すること，その実践に欠かせない治療術式のマニュアルとして役立つことなどに重点を置いている．床編ではそれを基とした臨床的考え方とテクニックについて解説．
●改訂版でオールカラー化するとともに，局部床義歯による治療の意義（信頼関係に基づく全人的医療→患者のQOL向上の達成）の重さを認識すること，医療の質的向上を促す問題解決志向システム（POS）医療のあり方，進め方を把握すること，その実践に欠かせない治療術式のマニュアルとして役立つことなどに重点を置いている．

第1編　基礎編
1章　医療のなかの歯科補綴学（三谷春保）
2章　局部床義歯補綴の歴史と趨向（三谷春保）
3章　局部床義歯補綴の目的と臨床的意義（赤川安正）
4章　顎口腔系の構成と機能運動（三谷春保）
5章　咬合異常，歯の欠損などに続発する症候および局部床義歯補綴により回復される咬合（小林義典）
6章　局部床義歯補綴にかかわる解剖学的事項（三谷春保）
7章　咬合器の一般的概念（古谷野　潔）
8章　局部床義歯の特徴と構成要素（三谷春保）
9章　補綴装置の選択（赤川安正）
10章　局部床義歯の設計に有用な症型分類（小出　馨）
11章　連結子の基本的考え方（三谷春保）
12章　局部床義歯の支持の考え方（三谷春保）
13章　局部床義歯の把持の考え方（市川哲雄）
14章　局部床義歯の維持の考え方（市川哲雄）
15章　局部床義歯用材料（三谷春保）
2編　臨床編
16章　診断と治療計画（佐々木啓一）
17章　口腔内前処置（髙橋　裕）
18章　局部床義歯補綴治療の臨床ステップ（三谷春保）
19章　前処置としての咬合調整（髙橋　裕）
20章　印象採得と模型製作（山内六男）
21章　サベイング（都尾元宣）
22章　局部床義歯の設計とフレームワークの製作（大川周治）
23章　大連結子（櫻井　薫）
24章　支台装置（櫻井　薫）
25章　咬合採得（中心咬合位の決定）（大川周治）
26章　人工歯の選択，排列，歯肉形成，ならびにロウ義歯の試適（小出　馨）
27章　埋没から義歯完成まで（都尾元宣）
28章　義歯の装着，調整，ならびに指導（櫻井　薫）
29章　義歯装着後の管理（志賀　博（IIIIII）・櫻井　薫（IV））
30章　暫間義歯，即時義歯，移行義歯，診断用義歯，ならびに治療用義歯（小林義典）
31章　インプラント補綴（赤川安正）
32章　顎顔面補綴（古谷野　潔）