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歯科放射線

歯科放射線
著者/訳者名

全国歯科衛生士教育協議会 監修/松井恭平 ほか編/岡野友宏 ほか執筆

出版社 医歯薬出版
発行年月日 2009年02月01日
ISBNコード 9784263428283
定価 ¥3,080(税込)

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概要

●放射線の基本的知識とX線撮影に際しての歯科衛生士の役割について簡潔にまとめた歯科衛生士のための見やすくわかりやすいテキスト.国試に対応するとともに臨床の場ですぐに役立つ内容としている.

目次

1章 歯科医療と放射線
 1-歯科におけるエックス線写真と画像診断
  1.歯のエックス線写真とその特徴
  2.顎骨のエックス線写真とその特徴
  3.エックス線検査の有用性
   1)齲蝕
    Coffe Break エックス線の発見
   2)歯周疾患
   3)顎骨の病変
 2-放射線とその性質
  1.放射線の種類と性質
    Coffe Break 波長と周波数
  2.放射線の量
    Coffe Break 単位接頭記号
 3-放射線の人体への影響と防護
  1.生物学的メカニズム
  2.人体に対する影響
  3.確定的影響と確率的影響
  4.放射線防護
   1)放射線防護で用いる線量の単位
   2)放射線防護の概念
  5.エックス線撮影の頻度と被曝線量
  6.線量の低減と患者の防護
   1)不必要なエックス線撮影を行わない(行為の正当化)
   2)できるだけ少ない線量で撮影する(防護の最適化)
  7.品質保証プログラム
  8.術者の防護と環境の管理
   1)管理区域の設定と線量限度
   2)被曝線量の測定
   3)防護の三原則
2章 エックス線画像の形成
 1-エックス線と画像の形成
  1.エックス線の発生
  2.被写体コントラスト
 2-エックス線フィルムと増感紙
  1.エックス線フィルムと蛍光増感紙
  2.写真コントラスト
 3-デジタル画像系
  1.デジタル画像とは
  2.口内法エックス線撮影におけるデジタル撮影
  3.パノラマエックス線撮影におけるデジタル撮影
3章 歯科におけるエックス線検査
 1-口内法エックス線撮影
  1.画像の特徴と検査目的
  2.口内法エックス線撮影装置
   1)ヘッド(管容器)
   2)コントロールパネル
   3)支柱,アーム
  3.口内法エックス線フィルム
   1)口内法エックス線フィルムの規格
   2)フィルムパケット
   3)口内法エックス線フィルムの感度
  4.口内法用エックス線センサー
  5.エックス線投影の原則
   1)中心線(主線)
   2)二等分法(垂直的角度)
   3)正放線投影と偏心投影(水平的角度)
  6.平行法撮影
  7.咬翼法撮影
  8.咬合法撮影
   1)下顎の歯軸方向投影
   2)上下顎の根尖部方向投影
   3)その他の咬合法撮影
 2-パノラマエックス線撮影
  1.画像の特徴と検査目的
  2.パノラマエックス線撮影装置と撮影法
 3-頭部エックス線規格撮影
  1.画像の特徴と検査目的
  2.頭部エックス線規格撮影装置と撮影法
 4-その他の画像検査法
  1.顔面部の撮影法
   1)後頭前頭方向撮影法
   2)頭部側方向撮影法
   3)Waters撮影法
   4)頭部軸方向撮影法(オトガイ下頭頂方向撮影法)
  2.造影検査
  3.コンピュータ断層撮影法(CT)
  4.歯科用コーンビームCT
  5.磁気共鳴撮像法(MRI)
  6.超音波断層検査(US)
  7.核医学検査
4章 口内法エックス線撮影の実際と歯科衛生士の役割
 1-口内法エックス線撮影の準備
  1.撮影に際しての患者への説明と誘導
  2.照射時間の設定
  3.患者の防護
  4.頭部の固定
 2-フィルムとヘッド(管容器)の位置づけ
  1.フィルムの位置づけと保持
   1)フィルムの位置づけ
   2)フィルムの保持
  2.全顎撮影(10枚法)の部位別撮影の要点
   1)上顎切歯部
   2)上顎犬歯・小臼歯部
   3)上顎臼歯部
   4)上顎智歯部
   5)下顎切歯部
   6)下顎犬歯・小臼歯部
   7)下顎臼歯部
   8)下顎智歯部
 3-配慮が必要な患者のエックス線撮影
  1.乳幼児・小児のエックス線撮影
  2.高齢者のエックス線撮影
  3.障害者のエックス線撮影
  4.妊婦のエックス線撮影
 4-感染予防
  1.口内法エックス線撮影の感染予防
  2.口内法エックス線撮影の感染予防における歯科衛生士の役割
  3.院内感染防止マニュアルの整備
 5-口内法エックス線写真のみかた
  1.画像観察の手順
  2.口内法エックス線写真の正常解剖
  3.異常像(病的像)
  4.撮影および写真処理の失敗
5章 パノラマエックス線撮影の実際と歯科衛生士の役割
 1-パノラマエックス線撮影の準備
  1.増感紙フィルム組合せ系を用いる場合
   1)カセッテを準備する
   2)カセッテにフィルムを装填する
   3)フィルムマーカーを貼付する
  2.デジタルエックス線撮影装置を用いる場合
  3.照射時間の設定
 2-患者の誘導と位置づけ
  1.カセッテの装填
  2.患者の誘導
  3.患者の位置づけ
   1)患者を適切な姿勢にする
   2)適切な位置づけをする
   3)不適切な位置づけ
   4)適切なパノラマエックス線写真とは
 3-パノラマエックス線写真のみかた
  1.パノラマエックス線写真の正常解剖
  2.異常像(病的像)
6章 写真処理と画像保管の実際
 1-写真処理
  1.現像と定着
  2.写真処理の実際
   1)手現像(タンク現像)
   2)自動現像機
    Coffe Break インスタント現像
 2-写真処理における品質管理
  1.暗室・暗箱の管理
  2.処理液の管理
    Coffe Break 自動現像機の落とし穴
  3.エックス線フィルムの保管
  4.カセッテと増感紙の管理
  5.自動現像機の管理
  6.使用済み現像液・定着液の処理
 3-品質保証計画の実施
 4-医療機器の保守・点検
 5-エックス線写真の整理・観察・保管
  1.エックス線写真の整理
  2.フィルムマウント
  3.シャウカステン
  4.エックス線写真の保管
  5.デジタルエックス線画像の観察と保管
    Coffe Break DICOM(ダイコム)
7章 放射線治療と口腔管理
 1-放射線治療
 2-放射線治療による副作用(有害事象)
  1.急性期副作用
  2.晩発障害(晩期有害事象)
 3-放射線治療患者の口腔管理
  1.放射線治療患者の口腔内
  2.歯科診療補助時の注意
  3.ブラッシング指導
  4.食事指導

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