概要
「世界は国際協調による解決策を模索する。しかしその一方で、各国は自国経済を防衛するため、保護政策を採用する。今回の危機の震源地アメリカも必ず保護的立場に傾くが、それでも大不況からの脱出はできない。1930年代の大恐慌では、アメリカは世界大戦への参戦によってそこから脱することができた。だが今回、戦争という選択肢はない。ならば、これから10年以上続くであろう世界的大不況に各国は耐えることになるが、それは可能なのか。これから世界で起ころうとしていることは、30年代の大恐慌以上に深刻な事態なのではないだろうか」。 グローバル資本主義の危険を10年前から予見、批判してきた著者が、今回の「金融危機」の未来を、その根本から問う!
目次
第1章 出口のない「危機」
第2章 金融危機の文明論的意味
第3章 不安定な経済構造を生み出した原因とは
第4章「グローバリズム」とは何か
第5章 ニヒリズムに陥る「アメリカ」
第6章 構造改革とは何だったのか
第7章 誤解されたケインズ主義
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