内容一新、さらに充実！しかも図解をフルカラーに！
環境・薬剤の変化や医学の進歩に伴い、急速な変貌を遂げている微生物学と感染症の必須知識を、全55章（教程）にまとめた入門テキスト。各章は、見開き2 頁の中にフルカラーの図版と簡明な解説が配置され、容易に要点をつかむことができる。最初に基本的な概念、次に寄生体別に細菌、ウイルス、真菌、寄生虫による感染、最後に全身感染を取り上げ、巻末には症例検討を収載。医学生、研修医、看護師、コメディカルのはじめの1冊に最適。

概念
1． 細菌の構造と分類　
2． 自然免疫と正常細菌叢　
3． 微生物の病原性と感染症の成立　
4． 感染症における臨床検査　
5． 抗菌療法　
6． 臨床現場での抗菌薬の使用　
7． 薬剤耐性　
8． 感染の拡大と制御　
9． 院内感染　
10． 院内感染の制御　
11． ワクチン接種　
12． 新興感染症　

細菌感染
13．ブドウ球菌　
14．レンサ球菌　
15．肺炎レンサ球菌，他のグラム陽性球菌，α溶血性レンサ球菌　
16．コリネバクテリウム，リステリア，バチルス　
17．マイコバクテリア(抗酸菌)　
18．クロストリジウム属　
19．無芽胞嫌気性菌感染症　
20．ナイセリア，ヘモフィルス，モラクセラ　
21．小型グラム陰性球桿菌：ボルデテラ，ブルセラ，フランシセラ，エルシニア，バルトネラ
22．腸管内グラム陰性細菌の病原性
23．腸内細菌科感染症の臨床症状　
24．ビブリオ，カンピロバクター，ヘリコバクター　
25．環境病原体：シュードモナス，バークホルデリア，レジオネラ　
26．クラミジア，マイコプラズマ，リケッチア　
27．らせん菌　

ウイルス感染
28．ウイルスの構造，分類，抗ウイルス療法　
29．ヘルペスウイルス(1)　
30．ヘルペスウイルス(2)　
31．DNAウイルス：アデノウイルス，パルボウイルス，ポックスウイルス　
32．麻疹ウイルス，ムンプスウイルス，風疹ウイルス　
33．インフルエンザウイルスとパラインフルエンザウイルス　
34．エンテロウイルスと胃腸管系に感染するウイルス　
35．肝炎ウイルス　
36．熱帯における感染症，西欧以外の国における感染症，アルボウイルス感染症　

真菌感染
37．酵母菌属の感染症　
38．糸状菌　

寄生虫感染
39．腸管の原虫　
40．マラリア，リーシュマニア症，トリパノソーマ症　
41．腸管の寄生虫　
42．組織侵襲性寄生虫　

全身感染
43．先天性感染症と周産期感染症　
44．HIV感染とエイズ　
45．不明熱と敗血症　
46．心内膜炎，心筋炎，心膜炎　
47．中枢神経系の感染症　
48．呼吸器感染症　
49．尿路・性器感染症　
50．骨・関節の感染症　
51．細菌性下痢性疾患　
52．人畜共通伝染病　
53．免疫不全患者の感染症　
54．眼球感染症　
55．皮膚と軟部組織の感染症　

セルフアセスメント 症例検討
問題