概要
●グレーシーキュレットの操作は,指先に伝わる感覚から歯肉縁下の状態を把握するため繊細となり,またセメント質を過度に削り取らないためには慎重に行うことが求められます.
●本書は,グレーシーキュレットの基本テクニックを,「徹底的にわかりやすいこと,学びやすいこと」をコンセプトに,これまでにない切り口で,だれもがわかるよう,やさしく,ていねいに解説した本です.
●I編では歯周組織検査の方法と,それらをスケーリング・ルートプレーニングにどのように生かすかについて,II編では基本となるアプローチ方法について解説し,III編では各施術部位に対してどのように行うかを手首などの動きを中心に詳しく図解し,また実際の臨床で行う際のポイントなどについても記載しています.
●グレーシーキュレットテクニックのマスターは本書から!
目次
I編 歯周組織の状態把握
1 歯周組織についての基礎知識
1.歯肉
2.歯槽骨
3.歯根膜
4.セメント質
SRPの目的は歯石除去?
2 歯周組織検査の基礎知識
1.歯周組織検査の種類
2.口腔内観察
3.プロービング
4.動揺度の検査
5.根分岐部病変の検査
6.口腔清掃状態の検査
7.エックス線検査
歯周組織検査とSRP
II編 基本となる設定とアプローチ
1 設定
1.術者の基本姿勢
2.ユニットの設定
3.術者と患者の位置関係
4.ライティング
5.ミラー操作
2 基本アプローチ
1.グレーシーキュレットの基礎知識
2.把持法
3.固 定
4.キュレット操作
キュレット選択時間の短縮
左利きの人
3 シャープニング
1.シャープニングの目的と時期
2.鋭利度の確認方法
3.シャープニングの方法
III編 各施術部位へのアプローチ
1 効果的なトレーニングを行うために
1.トレーニングの段階
2.トレーニングの目標と評価
2 上顎前歯部へのアプローチ
1.歯の形態
2.唇側での操作
3.口蓋側での操作
3 下顎前歯部へのアプローチ
1.歯の形態
2.唇側での操作
3.舌側での操作
4 下顎臼歯部へのアプローチ
1.歯の形態
2.頬側近心部での操作
3.頬側中央部での操作
4.頬側遠心部での操作
5.舌側近心部での操作
6.舌側中央部での操作
7.舌側遠心部での操作
5 上顎臼歯部へのアプローチ
1.歯の形態
2.頬側近心部での操作
3.頬側中央部での操作
4.頬側遠心部での操作
5.口蓋側近心部での操作
6.口蓋側中央部での操作
7.口蓋側遠心部での操作
6 患者への操作
1.患者設定
2.簡易防湿
3.粘膜の排除
4.鏡視
5.キュレット操作
補綴物マージン付近のストローク
こんにちは ゲスト様
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