概要
フロイトのテクストは回帰するー永遠に不気味な魅惑として。言語の天才、デリダの親友の批評家サミュエル・ウェーバーが、精神分析それ自体の来歴と葛藤の源泉を驚くべき精緻さで読み解く、脱構築批評の代表作。「不気味なもの」をはじめとするフロイトの諸論考、ホフマン『砂男』等の文学作品が、言語と人間の劇としての比類ない深さで現れる。訳者との往復書簡(邦訳オリジナル)も付す。
目次
第1部 取り置かれた精神分析
第2部 余部
第3部 ラヴ・ストーリー
余談、あるいは悪意の瞬間についての注記
不気味な思考
解題にかえて―往復書簡
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