概要
ひきこもりの支援の目標は、社会への適応を図ることではなく、あくまでも育ちの保障にあります。 “生きづらい”社会を変える力をもった支援を
これまでの支援活動のなかで、著者が出会った若者たちからの「聴き取り」をもとに、「ひきこもり」のとらえ直しを行い、求められる支援と支援者のあり方について考えます。閉塞感のひろがる今日の日本社会において、ひきこもる若者はますます増えるのではないか。一方で、強制的な「連れ出し」に見られるような、侵襲的介入による人権侵害=「事件」も相次いでいる現実。そのなかで、「支援者」「ピア」「居場所」などの役割と課題について、ソーシャルワークの視点から、具体的に提案しています。
目次
第一章 発達課題と向き合う若者たちと支援の哲学
第二章 社会の変化とひきこもり
ー競争と孤立化のなかで育った若者たち
第三章 発達危機としてのひきこもり
第四章 ひきこもり支援と解き放ちのソーシャルワーク
第五章 地域で育つ若者たち
ー地域生活を支える社会的支援の構想
第六章 ひきこもりへとの対峙と自己の解き放ち
ー居場所実践を中心に
おわりに 実践の課題・研究の課題
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