TEMではじめる質的研究
概要
TEMではじめる研究とは、個人の人生を時間と共に描くことを目標とする質的研究の流れの新しい方法論である。多くの人のデータを取ったり平均を出したりせず、フィールドワークやインタビューのデータをもとに研究が行われる。人間と環境を一種のシステムとして考え、関心があることには何でも使える人間の多様性や複雑性を扱うための方法論となっている。
目次
1 TEMの発祥とT・E・Mの意味
1 TEM発祥の時間的経緯
2 不妊治療経験者の子どもを望む思いの変化プロセス ――不妊治療では子どもをもつことができなかった女性の選択岐路から
2 HSSの発祥とTEMとの融合
1 HSSの発祥とTEMとの融合
2 TEMを構成する基本概念
3 第一期TEMの完成
3 TEM動乱期(2006-2007)
1 第一期TEM完成まで
2 未婚の若年女性の中絶経験の変化プロセス――その径路をTEM図で描いてみる
3 第一期TEM完成、その後
4 概念の豊富化と等至点からの前向型研究
1 ZOF(目的の領域)による未来展望・記号の発生と三層モデル
2 「大切な音楽」を媒介とした少年受刑者の語りの変容と意味生成の過程
5 方法論に関する問いかけ
1 サンプリング論とHSS
2 仮説生成ツールとしてのTEM
3 ライフストーリー研究からみたTEM
4 TEM図の線の見方/味方――公約数的研究から公倍数的研究へ
5 回顧型/前向型TEM研究の区別と方法論的問題
6 異種の時間が交差する発達――発達時間論の新展開へ向けて
6 TEMがもたらす未来
1 未来に向かう――過去を形成する 永続する 不確定性とともに生きる
2 時 文化 厚生
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