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江戸後期の思想空間

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著者/訳者名

前田勉

出版社 ぺりかん社
発行年月日 2009年01月21日
ISBNコード 9784831512246
定価 ¥7,480(税込)

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概要

儒学、蘭学、国学が、対抗しながら豊穣な思想空間を形成していった江戸後期。「会読」と呼ばれる読書会を舞台に、それまでの身分意識・藩意識に代わって、「日本」「国家」「天皇」というナショナル・アイデンティティが発生していく過程を描き出す。

目次

第一編 思想空間の成立
 近世日本の公共空間/討論におけるコミュニケーションの可能性/蘭学者の国際社会イメージ/国学者の西洋認識

第二編 国学と蘭学の交錯
 均整にほんの神話解釈/山片蟠桃の「我日本」意識
 蘭学系知識人の「日本人」意識/渡邊崋山の「志」と西洋認識の特質
 佐久間象山におけるナショナリズムの論理/水戸学の「国体論」 

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