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バイオ研究者がもっと知っておきたい化学2

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著者/訳者名

齋藤 勝裕 /著

出版社 羊土社
発行年月日 2009年12月01日
ISBNコード 9784758120074
定価 ¥3,850(税込)

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概要

大好評『バイオ研究者がもっと知っておきたい化学』シリーズ第2弾!バイオ研究で役立つ「化学反応の極意」を基本から体系的に解説.もっと実験の原理がわかるようになる!もっと反応を予測する力がつく!!

目次

序章 バイオ研究と化学反応論

1. 生命は化学反応
2. 有機化学反応は置換基に注目
3. 化学反応が起こればエネルギーは変化する
4. 化学結合は化学反応の基礎
5. 反応速度は反応機構の反映

第Ⅰ部 化学反応を構成する基本反応
1章 有機化学反応の基礎 -電子の動きから反応を理解する

1. 有機化学反応を起こす要素
2. 電子からみる化合物の結合と構造
3. 有機化学反応の表現法-反応式と電子の動き
4. 置換基と結合分極-分子の反応性を決めるもの
5. 置換基の性質と置換基効果-分子に生じる電子の偏り
6. 有機化学反応の分類

2章 有機化学反応の種類 -複雑な反応の構成要素

1. 一分子求核置換反応
2. 二分子求核置換反応
3. 一分子脱離反応
4. 二分子脱離反応
5. 付加反応の基礎
6. 付加反応の立体化学 -シス付加とトランス付加
7. ケト・エノール互変異性
8. 酸化・還元反応

第Ⅱ部 分子の構造からわかる化学反応
3章 アルコール・エーテル類の反応-溶媒として使用されるほど安定

1. アルコールの種類-置換基・ヒドロキシル基による分類
2. アルコールの性質-一般的性質と生体での代謝反応
3. アルコールの反応
4. エステル化反応
5. エーテルの種類と反応-溶媒に適した性質

4章 カルボニル化合物の反応 -反応性の強いC=O基

1. ケトン・アルデヒドの種類と性質
2. ケトンとアルデヒドの酸化と還元
3. ケトンとアルデヒドの求核付加反応
4. ケトン誘導体の反応
5. カルボン酸の種類と性質-酸・塩基の定義と酸の性質
6. カルボン酸の反応

5章 N、S、Pを含む化合物の反応-Cにないユニークな性質

1. アミンの種類と性質
2. 塩基の強弱
3. 塩基の強弱と分子構造
4. アミンの反応
5. ニトロ基、ニトリル基の反応
6. 硫黄を含む化合物の性質と反応
7. リンを含む化合物

6章 芳香族の反応 -その安定性による特別な反応性

1. 芳香族の構造-芳香族であるための条件
2. 芳香族の種類-プリン塩基が芳香族の理由
3. 芳香族の性質-なぜ安定か
4. 芳香族の反応-芳香環を壊さないように反応する
5. 配向性-置換基が付く位置は決まっている
6. 置換基の反応
7. 芳香環を壊す反応

7章 金属の反応と触媒作用 -化学反応に欠かせない触媒

1. 金属の結合と性質
2. 生体と金属
3. 金属の反応
4. 金属の触媒作用
5. 酵素の触媒作用

第Ⅲ部 化学反応はどうして進むのか
8章 反応速度論 -反応機構を知る手がかり

1. 反応速度を表わす式-半減期、反応速度式、一次反応、二次反応
2. 逐次反応-代謝のサイクル反応は反応が連続する逐次反応
3. 可逆反応
4. 酵素反応
5. 自触媒反応

9章 反応とエネルギー -活性化エネルギーが反応の肝心

1. 反応エネルギー
2. 活性化エネルギー-反応が進むための障壁
3. 酵素反応とエネルギー
4. 溶媒効果-反応性に大きくかかわる溶媒和
5. アレニウスの式-実験結果から活性化エネルギーを求める
6. 速度支配と平衡支配

コラム

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