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基礎無機化学(改訂版)

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著者/訳者名

東京工業大学名誉教授 理博 一國雅巳 著

出版社 裳華房
発行年月日 2008年11月27日
ISBNコード 9784785330774
定価 ¥2,530(税込)

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概要

基礎理論に重点をおいた平易かつ明快な解説により定評を得た教科書『化学新シリーズ 基礎無機化学』の改訂版.
 無機化学の理解に必要な物理化学的事項の基礎も解説してあるので,特別な予備知識なしに読み進めることができる.また,カリキュラムによっては「一般化学」の教科書としても利用可能である.今回の改訂によりコラムなどもアップデートされ,また2色刷りとなり,さらにわかりやすくなった.演習問題も増え,教科書としての使い勝手も増している.

目次

1 原子
 1.1 原子核
 1.2 元素
 1.3 同位体
  1.3.1 同位体の定義
  1.3.2 安定同位体
  1.3.3 放射性同位体
  1.3.4 崩壊に伴って放出される粒子
 1.4 原子量
 1.5 元素の存在度
 演習問題

2 核外電子
 2.1 水素の発光スペクトル
 2.2 ボーアの原子モデル
 2.3 電子回折
 2.4 光電子放射
 2.5 波動方程式
 2.6 水素原子に対する波動方程式の解
 2.7 2個以上の電子をもつ原子
 2.8 電子のスピン
 2.9 原子の電子配置
 2.10 元素の周期律
 2.11 金属の性質
 演習問題

3 イオン結合
 3.1 イオンの生成
 3.2 イオン化エネルギー
 3.3 電子親和力
 3.4 単原子イオンの電子配置
 3.5 イオン半径
 3.6 ハロゲン化アルカリの結晶構造
 3.7 格子エネルギー
 3.8 電気陰性度
 演習問題

4 共有結合
 4.1 古典的結合論
 4.2 二水素イオンの存在
 4.3 分子軌道のエネルギー準位
  4.3.1 等核二原子分子
  4.3.2 異核二原子分子
 4.4 混成軌道
 4.5 分子の形
  4.5.1 非共有電子対の効果
  4.5.2 非局在化
  4.5.3 錯体の例
 演習問題

5 錯体
 5.1 錯体の定義
 5.2 水和物
 5.3 d軌道の分裂
 5.4 高スピン錯体と低スピン錯体
 5.5 分子軌道法の導入
  5.5.1 結晶場理論の問題点
  5.5.2 配位子場理論
  5.5.3 シアノ錯体のπ結合
 5.6 立体化学
  5.6.1 八面体錯体にみられるひずみ
  5.6.2 幾何異性
  5.6.3 光学異性
 演習問題

6 溶液中の反応
 6.1 水溶液の性質
  6.1.1 イオン反応
  6.1.2 水和エネルギー
  6.1.3 溶解度にみられる規則性
 6.2 酸と塩基
  6.2.1 酸と塩基の定義
  6.2.2 酸,塩基の強さ
 6.3 酸化と還元
  6.3.1 酸化還元の定義
  6.3.2 酸化還元における電子の交換
  6.3.3 酸化剤,還元剤の強さ
  6.3.4 不均化
 6.4 配位子置換
  6.4.1 生成定数
  6.4.2 配位子置換反応の速度
 演習問題

さらに勉強したい人たちのために
問題解答
索引

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