概要
高等学校で物理を学んでこなかった人でも親しみながら学習できることを目指した教科書である.
基礎物理の柱となる力学と電磁気の初歩的な内容に絞ってやさしく解説した.本文中にはひとくちメモやクイズ問題があり,各章の終わりには章末問題も用意した.
微積を使った大学の物理への初めの一歩として,ぜひ本書で学んでいただきたい.
目次
I.力学入門
1.単位と物理量
1.1 物理学の基本単位
1.2 物理学で扱う量 -物理量-
1.2.1 位置ベクトル
1.2.2 速度
1.2.3 加速度
章末問題
2.運動の法則
2.1 運動の法則
2.2 物体同士にはたらく力
2.2.1 万有引力
2.2.2 クーロン力
2.2.3 摩擦力
2.3 力の合成と分解
章末問題
3.いろいろな運動
3.1 等速度運動
3.2 等加速度運動
3.3 等速円運動
3.4 単振動と波
3.4.1 波を表す式 -波動関数-
3.4.2 単振動
3.4.3 波
章末問題
4.仕事とエネルギー
4.1 仕事
4.2 位置エネルギー
4.3 運動エネルギー
章末問題
5.運動量と角運動量
5.1 力積と運動量保存則
5.2 2つの物体の衝突
5.3 角運動量
章末問題
II.電磁気入門
6.電気と電場
6.1 摩擦電気
6.2 2つの電荷同士にはたらく力 -クーロンの法則-
6.3 電場と電気力線
6.3.1 電気の「場」 -電場-
6.3.2 電場の方向を表す線 -電気力線-
6.4 ガウスの法則
6.4.1 電気力線の本数に関係した法則 -ガウスの法則-
6.4.2 ガウスの法則を用いて電場を求める方法
6.5 電位と電圧
6.5.1 電場の中の位置エネルギー -電位-
6.5.2 2点間の電位の差 -電圧-
6.6 コンデンサーと誘電体
6.6.1 電気をためる -コンデンサー-
6.6.2 コンデンサーの接続
6.6.3 コンデンサーの極板間に誘電体を挟んだ場合
章末問題
7.電流
7.1 電流とオームの法則
7.1.1 電流
7.1.2 オームの法則
7.1.3 電流がする仕事(消費電力)
7.2 抵抗と直流回路
7.2.1 抵抗の接続
7.2.2 複雑な回路の電流を求める -キルヒホッフの法則-
章末問題
8.磁気と磁場
8.1 磁気におけるクーロンの法則と磁束密度
8.1.1 磁気におけるクーロンの法則
8.1.2 磁束密度
8.2 フレミングの法則とローレンツ力
8.2.1 磁場中で流れる電流が受ける力 -フレミングの左手の法則-
8.2.2 磁場中で動く電荷が受ける力 -ローレンツ力-
8.3 電流がつくる磁場
8.3.1 ビオ‐サバールの法則
8.3.2 直線電流がつくる磁場
8.3.3 アンペールの法則を用いた磁場の計算
8.4 電磁誘導の法則とコイルに蓄えられるエネルギー
8.4.1 ファラデーの電磁誘導の法則
8.4.2 コイルに蓄えられるエネルギー
章末問題
9.過渡現象と交流回路
9.1 抵抗とコンデンサーを含む回路
9.2 抵抗とコイルを含む回路
9.3 抵抗,コイル,コンデンサーを含む交流回路(RLC回路)
9.4 共振と電磁波
9.4.1 共振
9.4.2 アンテナからの電波の発射と電磁波
章末問題
クイズの答え
章末問題解答
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