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子どものこころの不思議

子どものこころの不思議
著者/訳者名

村田 豊久 著

出版社 慶応義塾大学出版会
発行年月日 2009年07月15日
ISBNコード 9784766416381
定価 ¥3,080(税込)

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概要

子どものこころの臨床の真髄がここに。
子どもの発達とは? 発達障害とは何なのか。
▼こころの発達とは、発達障害とは何なのか。児童精神医学の臨床医の草分けともいえる著者が、だれにも分かりやすく、エピソードをまじえ、子どもだけではなくその周りの人々も含め、どのような援助ができるか、その本質に迫る。
▼自分の辛さを言葉で表現できない子どもは、行動や身体症状などにそれを表すことが多い。苦しんでいる子どもを前に、どのように気持ちをくみとり、救ってあげられるのか……、長年の臨床経験をもとに、発達段階に合わせて解説する。

目次

まえがき

第1章  乳幼児期の子どものこころ
子どもの関係性の成立――赤ちゃんの〝歩きっぷり〟からとらえる
ことばをはぐくむ(1)――ことばの発達について
ことばをはぐくむ(2)
幼児のしめす不安反応(1)
幼児のしめす不安反応(2)

第2章  学童期の子どものこころ
小学生になって
災害に遭遇した子どもの心的後遺症
いじめについて考える(1)
いじめについて考える(2)
排泄の問題をひきずる小学生
自分についての感覚・認識
子どものうつ病が問いかけるもの
親のうつ病と子どものうつ病の関係
子どもの抑うつ症状と強迫症状(1)
子どもの抑うつ症状と強迫症状(2)

第3章  発達障害について
発達障害について
私の発達障害観
「発達の障害」という意味について
「アスペルガー症候群」の意味

第4章  思春期の子どものこころ
思春期前期の転換ヒステリー
両親の離婚が子どもに与える影響
自分でない自分「解離性障害」
自分は嫌われているのでは、という不安
母親を殺したい少女と、男になりたい少女

資料
1 スクールカウンセラーから見た日本人学校
2 アスペルガーということばの流布への異議

索引
あとがき
目次
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