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複雑性の科学の原理

複雑性の科学の原理
著者/訳者名

唐沢 昌敬 著

出版社 慶応義塾大学出版会
発行年月日 2009年07月01日
ISBNコード 9784766416534
定価 ¥2,640(税込)

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概要

複雑性の科学を通して、企業や社会における創発・自己組織化・進化の原理とメカニズムを明らかにする。
▼複雑性の科学の研究成果を整理し、変革期のカオス的状態下における社会や企業組織のマネジメントを論じる。
▼カオスの前に立ちすくむのではなく、カオスの中に秩序を見出しながら、それを現状打破のために活用するための方法論を提示する、新たな経営組織論。

目次

序 章

第1章 現代の自然科学
  1.ニュートン力学/2.ニュートン力学の社会的インパクト/3.ニュートン力学の限界

第2章 現代の社会科学――社会学的機能主義
  1.社会学的機能主義/2.主意主義的行為理論/3.構造機能分析

第3章 社会学的機能主義の4つの機能的命題
  1.目標達成/2.適応/3.統合/4.潜在性/5.社会学的機能主義の現代的意義

第4章 複雑性の科学
  1.複雑性の科学の成立/2.カオスと複雑性/3 複雑性の特色

第5章 相転移
  1.相転移の本質/2.一次相転移・二次相転移/3.平衡から遠く離れた系/4.人間の世界における相転移

第6章 拡散――コミュニケーションと協調運動
  1.コミュニケーションと協調運動の本質/2.人間の世界におけるコミュニケーションと協調運動の前提/3.コミュニケーション・センターの役割を果たす人の存在/4.信頼のインフラの存在/5.情報化の意味

第7章 反応――オートポイエーシス・システムとしての触媒機構
  1.触媒機構/2.オートポイエーシス・システムの本質/3.オートポイエーシス・システムとしての基本的価値の体系と知の論理

第8章 組織内の触媒の機能
  1.各機能部門のオートポイエーシス・システム/2.人間特性と触媒の作用

第9章 反応を安定化させるメカニズム
  1.抑制的に働く自己触媒と相互触媒/2.組織における相互触媒/3.理想的な相互触媒の機能/4.相互触媒と負のフィードバック

第10章 自己組織化のゆくえ
  1.ストレンジ・アトラクター/2.組織におけるストレンジ・アトラクター/3.ストレンジ・アトラクターの特色――初期条件に対する鋭敏性/4.ストレンジ・アトラクターの特色――フラクタル性

第11章 複雑性を支配している根本原理
  1.無限の相互作用/2.上位の法則の存在

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