概要
日本の村々に多く存在し、地域の氏神を祀った小さな神社=「村の鎮守」。これまで、こうした神社は旧い在地社会の象徴であり、近代化に対立する存在と考えられていた。だが、大正デモクラシーと社会の現代化が広まる中、新世代の神職たちは政治に目覚め、やがて新しいナショナリズム(=ファシズム)の担い手となっていく。「国家神道」を「下」から創り出された新しい宗教ナショナリズムとして描きこれまでの歴史観の転換する。
目次
序 章
Ⅰ 世紀転換期地域社会のなかの「村の鎮守」
第一章 神社合祀問題における「抵抗」と「容認」
第二章 再考・大山神社合祀問題と南方熊楠
Ⅱ 「村の鎮守」の社会的活性化
第三章 全国社司社掌会の成立と展開
第四章 在地若手神職の自己実現問題と国民教化
第五章 在地神職と国民教化の現場
Ⅲ 「村の鎮守」の活性化と「国家神道」の確立
第六章 在地神職の活性化と神社政策の新段階
第七章 「信教の自由」と戦前「村の鎮守」の活性化
終 章
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