・訳者は女性数学者として有名な小谷元子氏。２００５年に、｢猿渡賞｣を受賞。
・欧米の一流大学で教科書採用されている英語版からの邦訳。
・２０００年の出版以来、名古屋大学、北海道大学、東京工業大学、早稲田大学などの様々な大学で、解析学の教科書として採用されてきた好評タイトルの改訂新版。
・本書は、一変数の微分積分からはじまり、ルベーグ積分、楕円型偏微分方程式までの広い範囲をカバーし、解析学の全体像を概観することができる教科書です。
・旧版(２０００年１０月刊／本体3,800円／978－4－431－70871－1)は雑誌『数学』(日本数学編集)で、｢極めて内容が豊富であり、それらが簡潔かつself-containedにまとめられ、随所に豊富な例もあり、初学者が陥りやすい誤解に対しても十分な配慮がなされている｣と、内容が賞賛されたタイトルです。
・今回の改訂新版では本体価格を上げることなく、据え置き予定、引き続き、定番の教科書としてお勧めすることができます。