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①タンパク質をつくる

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著者/訳者名

長谷俊治・高尾敏文・高木淳一 編

出版社 化学同人
発行年月日 2008年11月30日
ISBNコード 9784759811629
定価 ¥3,520(税込)

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概要

ゲノム配列完了後,タンパク質を対象とした研究が盛んになってきた.実験をうまく進めることはなかなか難しい.何が原因で失敗したのか.その原因を明らかにするには,原理を知っている必要がある.本書では,知っておきたい最低限の実験原理と手技のポイントを,実際にアクティブに活躍しているタンパク質研究者らが,やさしくかみ砕いて解説.学部生には実験レポートをまとめるときにも役立ち,院生,研究者には日々の実験を進めるうえで参考になる.先端的な内容も取り入れられた,ベンチサイドで手軽に利用できるタンパク質科学の実験テキスト・参考書.2色刷

目次

1章 タンパク質の分離と精製(長谷俊治・高橋康弘)(タンパク質精製の二つのアプローチ/組織・細胞の破砕とタンパク質の抽出/タンパク質の取扱い/タンパク質のカラムクロマトグラフィーの原理/クロマトグラフィー/タンパク質の精製度の評価/タンパク質の保存) 2章 タンパク質の定量・電気泳動と同定(戸田年総・中村 愛・山田真希)(タンパク質のいろいろな定量法の原理と実際/よく用いられるタンパク質の電気泳動法の原理と実際/質量分析によるタンパク質の同定) 3章 組換えタンパク質のデザインと発現(田嶋正二・末武 勲)(抗原に用いる組換えタンパク質の発現の考え方/抗体作製のための発現系のデザインと発現系構築の例/機能解析や構造解析に用いる組換えタンパク質の発現の考え方/細胞内あるいは粗抽出液中で組換えタンパク質の機能解析を行う実験例/真核細胞を用いた組換えタンパク質の大量発現) 4章 膜タンパク質の可溶化と調製(村上 聡)(膜タンパク質研究の重要性/細胞の膜系と膜タンパク質/界面活性剤の性質・種類と使用法/膜タンパク質の結晶化における可溶化/可溶化実験) 5章 タンパク質の無細胞合成(大腸菌抽出液を用いた無細胞タンパク質合成系/動物細胞抽出液を用いた無細胞タンパク質合成系(横山茂之・今高寛晃):コムギ胚芽由来無細胞タンパク質合成系(遠藤弥重太・高井和幸・澤崎達也):再構築型無細胞タンパク質合成系(上田卓也・清水義宏)) 6章 タンパク質の化学合成(相本三郎)(ペプチド合成の歴史と現状/Fmoc固相法によるペプチドの合成/ライゲーション法によるペプチド・タンパク質の合成/ペプチド・タンパク質の精製と純度検定)

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