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戦後日本の対外金融

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著者/訳者名

伊藤正直 著

出版社 名古屋大学出版会
発行年月日 2009年06月10日
ISBNコード 9784815806156
定価 ¥7,260(税込)

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概要

360円レート成立の起源から、ニクソン・ショックによる固定相場制の崩壊まで、戦後復興・高度成長を可能にした対外金融構造を、日米の一次資料を駆使して実証的・立体的に解明、戦後日本経済の国際的連関をこれまでにない水準で示し、ブレトン・ウッズ体制の理解にも新たな光を投げかける。好評の前著 『日本の対外金融と金融政策』に続く、戦後経済への鋭い分析。

目次

  序  課題と方法

第1章 360円レートの成立
  第1節 対外取引の全面禁止
  第2節 複数レートの時代
  第3節 単一為替レートの設定
  第4節 ドッジ改革後の占領政策と日米経済協力

第2章 360円レートの時代
  第1節 外為・外貨規制と外貨管理
  第2節 IMFコンサルテーションとOECD加盟
  第3節 国際収支の黒字転換と資本自由化

第3章 360円レートの終焉
  第1節 外貨準備の急増と円切上げ回避政策
  第2節 ニクソン・ショックと国際調整の難航
  第3節 スミソニアン合意
  第4節 フロート制への本格的移行
  第5節 第1次石油危機と管理フロートへの移行

  結  ブレトン・ウッズ体制とは何であったのか?
 

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