概要
観念的競合の一罪性の根拠を明らかにすることで、罪数論の意義及び競合論に共通する一罪性の統一的原理を探究。
目次
補訂版はしがき、初版はしがき
初出一覧
第一章 競合論の歴史…1
序…1
第一節 ローマ法…2
第二節 古代ドイツ法…4
第三節 イタリア法学…6
第四節 ドイツ普通法学以降…10
結…15
第二章 観念的競合の一罪性とその根拠…17
序…17
第一節 ドイツにおける学説…19
第二節 わが国における競合論…40
結…46
第三章 不作為犯の罪数…49
序…49
第一節 ドイツにおける判例・学説…51
第二節 わが国における判例・学説…71
結…85
第四章 過失犯の罪数…89
序…89
第一節 ドイツにおける判例・学説…90
第二節 わが国における判例…103
第三節 わが国における学説…111
第四節 判例・学説の検討…119
結…133
第五章 共犯の罪数…135
序…135
第一節 ドイツにおける判例・学説…138
第二節 わが国における判例・学説…142
第三節 検 討…148
結…161
第六章 混合的包括一罪論の前提…164
序…164
第一節 包括一罪概念とその必然性…165
第二節 包括一罪は科刑上一罪か--犯罪の吸収か刑の吸収か--…169
第三節 競合論(罪数論)の体系的地位と量刑論--競合論と被吸収法の量刑資料--…176
結…182
第七章 観念的競合の明示機能について--不真正結果的加重犯の競合問題を素材として--…184
序…184
第一節 ドイツにおける観念的競合の明示機能について…187
第二節 わが国における明示機能の射程…207
結…218
第八章 一事不再理効の客観的範囲について--罪数判断との対応を維持すべきか--…221
序…221
第一節 わが国の現状…223
第二節 ドイツの現状…237
第三節 検 討…247
結…255
第九章 罪数論の現状と今日的課題--観念的競合規定を中心として--…259
序…259
第一節 観念的競合の一罪性とその根拠…260
第二節 「一個の行為」の意味…262
第三節 罪数論の意義と今日的課題…268
結…273
ま と め…274
補遺 牽連犯について--恐喝罪と監禁罪とを併合罪とした最判平成一七年四月一四日を素材(契機)として--…281
序 …281
第一節 最高裁平成一七年四月一四日判決…282
第二節 評 釈…284
結…294
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