2時間で読める米国金融危機の全貌!
金融危機の「実情」をウォールストリート・ジャーナルの記者が斬る!

本書は、米国発金融恐慌の現時点での総括であり、金融新時代を生き抜くためのガイドブックである。
著者は、『ウォールストリート・ジャーナル』の記者などを担っていただけに、良い時も悪い時も
状況をつぶさに見てきた。偏った見解や、ある種のイデオロギーを挟まず、フラットな立場で現状を
冷静に見据える。

リーマンショックとは何だったのか、なぜサブプライム問題がこれほどまでに大きく広がって
いったのか、政府や規制当局の対応はどこがまずく、何が奏功したのか、全体としてどの程度の
ダメージがあり、金融業界が世界的にどのように変質し、これからどうなっていくのかが2時間で
わかる。いま何が起きているのか、それはどうして起きたのか、そしてこれから私たちが何をすれば
よいのかを探る。本書は過去を振り返る金融史の一冊であり、新時代を洞察する手引書でもある。