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対人力

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著者/訳者名

塩田 泰久

出版社 ソフトバンククリエイティブ
発行年月日 2009年05月15日
ISBNコード 9784797353624
定価 ¥804(税込)

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概要

合気道の達人が説く人間の真の強さ
人生、戦わずして勝つ極意!

身長155センチ・体重45キロでありながら、身長190センチ・体重100キロを超すロバート・ケネディ米上院議員の屈強なボディガードを、一瞬で倒したことでも有名な合気道の神様、故・塩田剛三。その息子にして塩田合気道の継承者である著者が、息子しか知りえない剛三の数々の言葉を下敷きに、仕事、人生を大成させる極意について説く。柔能く剛を制すタイミング、負け知らずの人生、そして魅力ある人柄までを形成する武道を極め、逆境やピンチをことごとくはねとばした不世出の名人だけに、その言葉はすべてに通じる「学び」「気づき」の連続。人生成功の秘訣を知ることができる。

◎合気道とは
合気道は植芝盛平を開祖とする日本独特の武道で、植芝開祖が一九四八年(昭和二三年)に、それまで合気武道、大日本旭流柔術等と称していたものを合気道と改めたのが始まり。日本古来の柔術・剣術・杖術等をベースにした総合武術であり、技を出すタイミングや呼吸法、体捌きによって、力や体格の大小に関係なく、合理的に相手を倒すことが可能である。
さらに他の武道以上に精神性が重要視されているのも特徴の一つで、力による争いや勝ち負けの否定、技を通した敵との対立の解消等、和を強調する理念は、現代社会での生活においても合気道が有用であることを表わしている。
植芝開祖は多くの高弟を輩出しているが、なかでも塩田剛三は植芝開祖と並び称されるほどの存在として有名。その塩田が一九五六年に設立した合気道養神館は、それまでになかった型を取り入れるなど、一般人でも取得しやすい修行方法を取り入れており、これが特長の一つともなっている。

目次

序 章 合気道の師・人生の達人としての父・塩田剛三
合気道の精神
合気道は相手のことを考える武道
合気道はすべての人の可能性を引き出す
いま求められる対人力

第一章 相手の力を利用せよ
相手の力と同化する
間合いを把握せよ
間合いを軽視しない
全体間合いを把握する
広い視野を持つことを心がける
隙を見せれば後悔する
他人の一挙手一投足も見逃さない
相手の気持ちを読む
相手の怒りをまともに受け止めない

第二章 自分を殺しにきた相手と友達になれ
相手の敵意をなくす
身体を動かし体験を重ねる
無垢な心を持ち、決して計算しない
まっすぐ立つ力を鍛える
生と死を実感せよ
失敗したらあとがないと思え
礼をする態度で本気度がわかる
人生戦わずして勝つ

第三章 合気道でわかる人間の本当の強さ
真に強い人は他人に優しい
肉体から湧き上がる強さこそ精神力の裏づけ
内に秘めた自尊心を持て
率直にものを言えるようになれ
言いたいことを言われる人間になれ
威張ると情報が減り、判断がずれる
自分をさらけ出せ

第四章 信念の力
自分の哲学を作れ
心技体を出し切れば、真の自分が見えてくる
飾り気のない素直な気持ちを大切に
信念を確固たるものにせよ
苦悩や不安を抱え、自分をどう律するか
忙しくするように努める
迷ったら基本に戻れ

第五章 心と身体使いの極意
重心の低さが心の安定を導く
与えられることを待たず、自ら動け
挫折は何度でも経験せよ
頭でっかちにならず動け
理解したと思ってはいけない
嫌なことも愉しめ
呼吸の安定は心の安定に直結する

第六章 小よく大を制す
脱力と集中力が技の切れを高める
集中力を養えば怖いものはない
好機をつかみとる集中力
非力であることの強み
脱力することであらゆる問題は解決する
ときには流されることも必要
意表を突き、一撃で相手を倒す
自分に自信を持つことが不可欠
実力がついても安心するな

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