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プラクティス法学実践教室 Ⅰ

プラクティス法学実践教室 Ⅰ
著者/訳者名

高乗正臣/奥村文男 編著 杉山幸一/髙澤弘明/高乗智之/中村昌美/成瀬トーマス誠/松村比奈子/村松伸治/山内義廣/山﨑将文/吉田直正 著

出版社 成文堂
発行年月日 2009年04月20日
ISBNコード 9784792304584
定価 ¥1,870(税込)

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概要

「法学検定試験4級」合格のための学習教材として編集。第3版では、第一線で活躍中の若手研究者に加入執筆のうえ、最新の法改正に併せて第3版。

目次

はしがき

《法学編》

第1章 法の概念………3
 第1節 法の意義と目的………3
  第1項 法とは何か………3
  第2項 法の目的………6
   1 法的安定性(7)
   2 具体的妥当性(9)
   3 両者の緊張関係(13)
 第2節 法と道徳の関係………16
  第1項 法と道徳の共通点と相違点………16
  第2項 法と道徳の相互補完関係………21

第2章 法の分類………26
 第1節 形式(法源)による分類………26
  第1項 法源(法の淵源)とは何か………26
  第2項 成 文 法………26
   1 成文法とは何か(27)
   2 成文法の種類(27)
  第3項 不 文 法………31
   1 慣 習 法(31)
   2 判 例 法(32)
   3 条  理(33)
 第2節 内容による分類………34
  第1項 行為法と組織法………34
   1 行為法と組織法および裁判規範(34)
  第2項 公法と私法と社会法………36
   1 公法と私法の区別,社会法の登場(36)
   2 公法・私法・社会法の内容(37)
  第3項 国内法と国際法………38
   1 国内法と国際法(国際公法)の違い(38)
   2 国内法と条約の関係(39)
  第4項 自然法と実定法,実体法と手続法………40
   1 自然法と実定法,実体法と手続法との違い(40)
 第3節 効力による分類………41
  第1項 一般法と特別法………41
   1 一般法と特別法の区別(42)
   2 一般法と特別法を区別する実益(42)
  第2項 強行法と任意法………43
   1 強行法と任意法の区別(44)
   2 強行法と任意法の区別の基準(44)
 第4節 歴史的成立要因による分類………45
  第1項 固有法と継受法の区別および法の継受………45

第3章 法の効力………48
 第1節 法の効力………48
 第2節 法の形式的効力-段階的構造………49
  第1項 法の段階的構造………49
   1 各種の国内法の特徴と形式的効力(49)
   2 同位の法の効力関係(52)
  第2項 憲法と条約………53
   1 二元論と一元論(53)
   2 国内法秩序における条約の扱い(54)
 第3節 法の効力の範囲………55
  第1項 時に関する効力………55
   1 法の始期(56)  2 法の終期(56)
  第2項 人に関する効力………57
   1 属地主義(57)  2 属人主義(58)
   3 世界主義(59)
  第3項 場所に関する効力………60
   1 領土の範囲(60)  2 国際法上および国内法上の例外(60)

第4章 法の適用と解釈………62
  第1項 法の適用………62
   1 法の適用と解釈の関係(62)  2 法の概念ピラミッド(64)
   3 概念法学への批判としてのリアリズム法学(65)
  第2項 法の解釈………67
   1 法解釈の必要性(67)  2 法解釈の技法(68)
   3 法解釈の用法(75)

第5章 裁判制度………79
 第1節 裁判の意義………79
  第1項 裁判の意味………79
  第2項 民事裁判………80
  第3項 刑事裁判………83
 第2節 裁判所の構成と審級制度………86
  第1項 司法権の範囲………86
  第2項 最高裁判所………87
  第3項 下級裁判所………89
  第4項 審級制度(三審制)………91
 第3節 裁判官,検察官および弁護士………93
  第1項 法曹の意味と制度………93
  第2項 裁判官………94
  第3項 検察官………96
  第4項 弁護士………98
  第5項 その他の法律家………101
 第4節 裁判員制度………103

《民法・刑法編》

第1章 民  法………111
 第1節 民法の基本原則………111
   1 民法の意義と編別(111)  2 民法解釈の基本原則(112)
   3 自力救済の禁止(113)
 第2節 権利の主体………114
  第1項 権利能力………114
   1 権利能力(114)  2 胎 児(114)
  第2項 行為能力………115
   1 意思能力(115)  2 行為能力(116)
   3 無効と取消し(116)  4 制限行為能力者-未成年者(117)
   5 成年被後見人(117)  6 被保佐人(118)
   7 被補助人(119)  8 制限行為能力者の相手方の保護(119)
  第3項 失踪宣告………120
   1 失踪宣告(120)  2 失踪宣告の取消し(121)
  第4項 法 人………121
   1 法人の意義(122)  2 法人の種別(122)
   3 法人の設立(123)  4 権利能力なき社団(123)
 第3節 権利の客体-物………124
   1 物(124)  2 不動産・動産(125)
 第4節 法律行為………126
  第1項 法律行為の意義………126
   1 法律行為の種別(126)  2 法律行為自由の原則(126)
  第2項 意思表示………127
   1 意思の不存在と瑕疵ある意思表示(127)
   2 心裡留保(128)  3 通謀虚偽表示(128)
   4 錯誤(129)  5 詐欺(129)
   6 強迫(130)
 第5節 代  理………132
  第1項 代理制度………132
   1 代 理(132)  2 代理行為(133)
  第2項 表見代理………134
   1 無権代理(134)  2 表見代理(134)
 第6節 条件・期限・期間………136
   1 条 件(136)  2 期 限(136)  3 期 間(137)
 第7節 時 効………137
   1 時効総論(138)  2 取得時効(139)
   3 消滅時効(139)
 第8節 物 権………140
  第1項 物権の意義と種類………140
   1 物権の意義(140)  2 民法上の物権(141)
  第2項 物権変動の理論………142
   1 意思主義(142)  2 対抗要件(142)
 第9節 契 約………144
  第1項 総 論………144
   1 債権の意義(144)  2 債務不履行(144)
   3 債権者代位権(146)
  第2項 契約法の基本構造………147
   1 契約法上の基本概念(148)
   2 契約自由の原則とその修正(148)
   3 契約の分類(149)  4 契約の成立(150)
   5 同時履行の抗弁権(151)  6 契約の解除(151)
  第3項 危険負担………153
  第4項 各種の典型契約………154
   1 財産移転型の契約=贈与・交換・売買契約(154)
   2 貸借型の契約=消費貸借・使用貸借・賃貸借契約(158)
   3 役務提供型の契約=雇用・請負・委任契約・寄託契約(161)
   4 その他の特殊な契約(163)
 第10節 不法行為………164
  第1項 一般的不法行為………164
   1 不法行為の意義(164)  2 過失責任の原則(164)
   3 不法行為の成立要件(165)  4 不法行為の効果(166)
  第2項 特殊の不法行為………167
   1 無過失責任主義(167)  2 使用者責任(168)
   3 土地の工作物責任(168)  4 共同不法行為(169)
 第11節 親  族………170
  第1項 親族の範囲・親等………170
   1 親 族(170)
  第2項 婚姻・離婚………171
   1 婚 姻(171)  2 離 婚(172)
  第3項 親 子………172
   1 嫡出子・非嫡出子(172)  2 養 子(173)
 第12節 相 続………173
  第1項 法定相続………173
   1 相 続 人(174)
  第2項 遺  言………175
   1 遺言能力(175)  2 遺言の方式(175)

第2章 刑 法………177
 第1節 刑法総論………177
  第1項 刑法と特別刑法………177
   1 わが国の刑法典の制定と改正(177)
   2 刑法典とそれ以外で犯罪と刑罰を規定している諸分野(179)
  第2項 刑法の適用範囲………181
   1 場所的適用範囲(181)  2 人的適用範囲(183)
   3 時間的適用範囲(185)
  第3項 刑法思想と学派の流れ………186
   1 罪刑法定主義とその思想的背景(186)
   2 学派の流れ(189)
  第4項 犯罪の意義と構成要件………192
   1 犯罪の意義(192)  2 構成要件(194)
  第5項 違法性………197
   1 違法性の意義と学説(197)  2 違法性阻却事由(199)
  第6項 責 任(有責性)………204
   1 責任の意義と学説(204)  2 責任能力と責任阻却事由(206)
   3 故意と過失(208)
  第7項 因果関係………209
   1 因果関係の意義(209)
   2 学 説(210)
  第8項 未遂犯と共犯………211
   1 未遂犯(211)  2 共 犯(216)
  第9項 刑の量定と免除………219
   1 刑の量定の意義とその基準(219)  2 刑の免除(220)

◆付録 法律用語の基礎知識◆………221
【演習問題】の解説および正解………239

◆判例の出典は下記のように略記した◆
 最大判=最高裁判所(大法廷)判決
 最決=最高裁判所決定
 大阪高判=大阪高等裁判所判決
 東京地判=東京地方裁判所判決
 民集=最高裁判所民事判例集
 刑集=最高裁判所刑事判例集
 高民(刑)集=高等裁判所民事(刑事)判例集
 行集=行政事件裁判例集
 下民(刑)集=下級裁判所民事(刑事)裁判例集
 判時=判例時報

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