D.シュルツのNATワックスアップ 前歯部編
概要
●NATとは,Dieter Schulz氏による「自然に適ったワックスアップテクニック」(Naturgemase Aufwachstechnik)のこと.歯牙発生学を基盤としたSchulz氏のワックスアップテクニックは,いまやヨーロッパのニューナソロジーの中で最も理論的かつ実践的であるとして,絶大な評価を得ています.
●ドイツ・ナソロジーの大家であるPolz氏のオクルーザルコンパスと,Schulz氏による機能咬頭や盛り上げ部位の色分け表示(国際規格カラーコード分類による)による本法に従えば,だれもが,経験や勘に頼らずに,天然歯と同様な機能を有する歯冠形態を構築することができ,原著は欧米を中心とする世界各国の歯科技工士の座右の書となっています.
●本書内容は,月刊「歯科技工」の連載に加筆・修正を加えたものであるとともに,理論・器材・技法・臨床が一体となって示され,またSchulz氏と親交の深い大畠一成氏の翻訳・解説によって,いっそう理解しやすく構成されています.
目次
ChapterI ワックスアップを標準化するNATへの誘い
審美と機能
審美と機能を考える
自然に適ったワックスアップテクニック
“美しい歯”とは!?
機能とは!?
前歯の全体像
ChapterII NATオルジナルメソッドを知る
1.オクルーザルコンパスと前歯誘導板の臨床応用
オクルーザルコンパス
NAT用カラーコーディネーション
前歯部におけるオクルーザルコンパス
オクルーザルコンパスの臨床応用例
2.模型装着と咬合器調節
模型装着
調節用マテリアルとその可能性
咬合器の調節
3.NATの補助器具とインスツルメント
補助器材,マテリアルの取り扱いおよび前準備の方法
モデルシステムと模型製作
ワックス類とワックスアップおよびワックス形成のためのインスツルメント
ChapterIII ワックスアップの実際手技
1.コーヌスのワックスアップ
united colors of function機能的に結合したカラー;前歯
コーヌスのワックスアップ
2.構造的切片単位に基づく具体的ワックスアップ──犬歯,中切歯,側切歯の形成から仕上げまで──
構造的切片単位のワックスアップ
犬歯形態修復の完了
前歯部における最初の構造的切片単位形成
構造的切片単位の最終形成
3.臨床における実践的対応について
臼歯部の平衡側干渉における患者の臨床記録
臨床例の追加的考察
Extra Chapter NAT理論を反映させた新規開発人工歯
総義歯症例におけるシステマティックな人工歯排列法
データ伝達
データ取得
人工歯排列
索引
参考文献
著者略歴・訳者略歴
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