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ようこそ!青年心理学

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著者/訳者名

宮下一博 監修/松島公望・橋本広信 編

出版社 ナカニシヤ出版
発行年月日 2009年04月01日
ISBNコード 9784779503153
定価 ¥2,750(税込)

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概要

豊富なトピックやワークで考え身につく基礎
将来への悩み、生きることへの疑問、光と闇にゆれる多彩な青年の想いに、心理学はどうこたえるか? 蓄積された、また、最新の青年心理学の基礎知識を学び、ワークで自分に向きあおう。著者から青年へのメッセージにも注目。

目次

序 章
1.青年心理学の枠組
2.青年心理学の歴史
3.現代青年の特徴
4.本書の趣旨
 
第1章 アイデンティティ―青年が問われるもの
1.はじめに
2.アイデンティティを理解する手がかりとは?
3.アイデンティティは人生全体においていかなる意味をもつのか?
4.アイデンティティの拡散は,“悪い”だけのものなのか?
5. おわりに―青年へのメッセージ アイデンティティは青年に何を問いかけるのか

第2章 身体の発達―からだとこころ
1.はじめに
2.青年期の身体変化とその影響
3.おわりに―現代青年へのメッセージ

第3章 青年の自立―家族との関係
1.はじめに
2.家族関係が青年の自立にもたらす影響
3.おわりに―現代青年へのメッセージ

第4章 友人関係の発達
1.青年期の友人関係の発達的意義とは?
2.現代青年の友人関係の特徴とは?  
3.友人関係が青年にもたらす混乱
4.おわりに―現代青年へのメッセージ

第5章 恋愛・結婚―妬み・嫉妬
1.はじめに
2.恋愛と結婚の基礎―ジェンダー・アイデンティティと性的行動
3.恋愛と結婚
4.妬みと嫉妬
5.おわりに―現代青年へのメッセージ

第6章 青年と文化―携帯電話を中心に
1.はじめに
2.ケータイ文化のメリットとは?
3.ケータイ文化のデメリットとは?
4.青年たちを新たなケータイ文化へと導く教育とは?
5.おわりに―現代青年へのメッセージ

第7章 道徳性の発達
1.はじめに
2.なぜきまりを守るのか?
3.道徳性はどのように発達するのか?
4.道徳と慣習を区別できるのか?
5.文化によって道徳性は異なるのか?
6.道徳性は状況によって変化するのか?
7.おわりに―青年期の課題と若者へのメッセージ

第8章 青年の宗教性―あなたにとっての宗教性は…?
1.はじめに
2.宗教性とは?
3.現代青年の宗教性の特徴
4.おわりに―現代青年へのメッセージ

第9章 生きがい感―「自分探し,生きる」とは?
1.はじめに
2.青年期の自分探し
3.自分を見つけるということ
4.おわりに―現代青年へのメッセージ

第10章 青年の死生観―「死ぬ」とは?
1.はじめに
2.青年は死をどのように見つめるのか?
3.おわりに―現代青年へのメッセージ

第11章 青年期と精神疾患
1.統合失調症(Schizophrenia)
2.気分障害(Mood disorders)
3.パーソナリティ障害(Personality disorders)
4.おわりに―現代青年へのメッセージ

終 章 ロストジェネレーション―現代青年へのメッセージ
1.ロストジェネレーションとは?
2.現代を生きる
3.おわりに―現代青年へのメッセージ

文 献
索 引

【章末ワーク】 
ワーク1 私の中の“ 私” を知る
ワーク2 自分の身体に対する意識
ワーク3 Turning Point 人生の十字路―自立への旅路
ワーク4 限られた世界に生きる“ 私” を知る―生活空間マップを描く
ワーク5 わたしの恋愛行動
ワーク6 携帯電話の使用について考える
ワーク7 他者との葛藤の解決
ワーク8 心理検査に関するワーク―エゴグラム・TA
ワーク9 My Life Story
ワーク10 心理検査に関するワーク―バウムテスト
ワーク11 自己理解のためのワーク

【コラム】 
Column1 大学全入時代―大学と青年
Column2 エリクソンのアイデンティティ・クライシス
Column3 生と性―成長する心と身体
Column4 裁判員制度―青年にとっての裁判
Column5 学生相談から見る現代青年の友人関係
Column6 ダイエットのこころ―思春期・青年期女性の視点から
Column7 インターネットと青年―携帯電話は,青年に悪影響を及ぼすのか?
Column8 オタク世界の広がり
Column9 青年による犯罪―現代的犯罪の特性
Column10 占いに見る市民と研究者
Column11 心理テストをどこまで信じる?
Column12 現代青年の悩み―現代の青年は悩んでいるの?
Column13 若者は「死」をどう意識するか?―「死」と「若者」をむすぶ「宗教」
Column14 凶悪化する犯罪―青年の臨床的問題から考える

執筆者紹介
赤坂瑠以(あかさか・るい)
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程
荒川 歩(あらかわ・あゆむ)
名古屋大学大学院法学研究科特任講師
石川与志也(いしかわ・よしや)
東京大学駒場学生相談所サイコロジスト
市口亜希(いちぐち・あき)
相模ヶ丘病院・臨床心理士
上野真弓(うえの・まゆみ)
東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程
日本学術振興会特別研究員
小塩真司(おしお・あつし)
中部大学人文学部准教授担当:終章
鍵和田芽里(かぎわだ・めり)
厚木市療育相談たんぽぽ教室,町田市民病院(神経科),大秦野内科クリニック(肥満・ダイエット外来)・臨床心理士
川島大輔(かわしま・だいすけ)
国立精神・神経センター精神保健研究所外来研究員(財団法人精神・神経科学振興財団リサーチ・レジデント)
小平英志(こだいら・ひでし)
名古屋柳城短期大学准教授
田島充士(たじま・あつし)
高知工科大学共通教育教室専任講師
田中洋子(たなか・ようこ)
東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士後期課程
田村和子(たむら・かずこ)
帝京平成大学臨床心理センター
中道圭人(なかみち・けいと)
常葉学園大学教育学部講師
名取洋典(なとり・ひろのり)
東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士後期課程
野﨑恵子(のざき・けいこ)
お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科博士後期課程
橋本広信(はしもと・ひろのぶ)
**群馬社会福祉大学社会福祉学部講師
長谷川真里(はせがわ・まり)
横浜市立大学国際総合科学部准教授
福田佳織(ふくだ・かおり)
東洋学園大学准教授
藤井恭子(ふじい・きょうこ)
愛知教育大学教育学部准教授
逸見敏郎(へんみ・としろう)
立教大学文学部教授
本多明生(ほんだ・あきお)
いわき明星大学人文学部研究助手
松島公望(まつしま・こうぼう)
**東京大学大学院総合文化研究科助教
松田茶茶(まつだ・ちゃちゃ)
神戸学院大学大学院人間文化学研究科博士後期課程
宮下一博(みやした・かずひろ)
*千葉大学教育学部教授
安元万佑子(やすもと・まゆこ)
医療法人社団ハートクリニック・臨床心理士

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