増谷英樹 編 移民・難民・外国人労働者と多文化共生
概要
日本社会で、移民や外国人との共生はどうしたら実現できるのか
現在、日本にも移民・難民・外国人労働者が数多く暮らし、彼らと共生する社会をつくる努力も積み上げられてきた。しかし最近の経済不況のなかで、その体制の脆弱さが暴露されてしまった。その原因は移民政策の長い歴史に求められる。「移民受入れ国」に転換したドイツとの国際比較を通して、両国における強制の試みの歴史と現在を描き出す。
目次
序章 移民・難民・外国人労働者とその受け入れ―日独比較のあり方―(増谷英樹)
第Ⅰ部 移民・難民・外国人労働者の歴史的経験
一 戦後ドイツにおける移民・難民・外国人労働者と東郷政策(ディーリッヒ・トレンハルト)
二 在日朝鮮人の歴史的形成・展開と日本の社会意識(杉原 達)
補論 第二次世界大戦以前ドイツの外国人労働者と強制労働(増谷英樹)
第Ⅱ部 多分化強制の現状と認識
一 東ドイツ諸州における移民と統合政策(カーリン・ヴァイス)
二 在日(日系)ブラジル人の現在の動向と意識(アンジェロ イシ)
三 草加市からの報告(青柳伊佐雄・築瀬裕美子)
四 教科書の中の移民・難民・外国人労働者(黒田多美子)
五 多文化共生社会における「くに」と言葉(岡村圭子)
補論 ドイツ移民政策の転換における「専門官」の役割について(前田直子)
こんにちは ゲスト様
- 検索機能で欲しかった書籍を
- 書籍・雑誌検索
- アカデミック版などお得に
- ソフトウェア
- 記念品やお土産に最適
- 岡山大学オリジナルグッズ
- お得で旬な商品をご紹介
- メールニュース掲載商品
- 大学生協の医療書専門店
- IKEI メディカルブックストア