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類似薬の使い分け

類似薬の使い分け
著者/訳者名

藤村 昭夫 /編

出版社 羊土社
発行年月日 2009年03月01日
ISBNコード 9784758106658
定価 ¥3,960(税込)

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概要

薬の使い分けの難しい疾患別に,それぞれの類似薬の特徴と使い方の違いを比較して解説.分類図で類似薬が一目でわかり,豊富な症例から具体的な処方が学べて理解しやすい!薬選びに困っている全ての医師に役立つ1冊

目次

第1章 降圧薬【大蔵隆文/檜垣實男】
◆ 疾患の概要と系統間での使い分け

* 1.高血圧患者にまず行うべきこと
* 2.高血圧の治療方針
* 3.降圧薬治療
* 4.併用療法
* 5.系統間での使い分け

◆各系統での類似薬の使い分け

* β遮断薬(含むαβ遮断薬)
* Ca拮抗薬
* ARB

第2章 抗不整脈薬【志賀 剛】
◆ 疾患の概要と系統間での使い分け

* 1.不整脈治療の基本
* 2.抗不整脈薬の分類
* 3.不整脈別の治療方針

◆ 各系統での類似薬の使い分け

* Ⅰ群抗不整脈薬(Naチャネル遮断薬 )
* Ⅱ群抗不整脈薬(β遮断薬 )
* Ⅲ群抗不整脈薬( Kチャネル遮断薬)
* Ⅳ群抗不整脈薬(Ca拮抗薬 )

第3章 狭心症治療薬【竹内和彦/渡邉裕司】
◆ 疾患の概要と系統間での使い分け

* 1.狭心症発作の制御における狭心症薬の使い分け
* 2.心血管事故に対する二次予防薬
* 3.急性冠症候群と安定狭心症の鑑別に基づいた治療薬の選択

◆ 各系統での類似薬の使い分け

* 硝酸薬
* β遮断薬
* Ca拮抗薬
* 抗血小板薬
* その他の狭心症薬

第4章 脂質異常症治療薬【安藤 仁】
◆ 疾患の概要と系統間での使い分け

* 1.脂質異常症患者にまず行うべきこと
* 2.脂質異常症の治療方針
* 3.高LDL-C血症にはスタチン
* 4.高TG血症にはフィブラート
* 5.高LDL-C血症,高TG血症,低HDL-C血症のどれを優先して治療すべきか
* 6.薬物療法のフォローアップ
* 7.脂質改善効果が不十分な場合

◆ 各系統での類似薬の使い分け

* スタチン
* フィブラート

第5章 糖尿病治療薬【宮本倫聡/石橋 俊】
◆ 疾患の概要と系統間での使い分け

* 1.糖尿病治療の目的
* 2.糖尿病の病態評価
* 3.経口血糖降下薬の適応
* 4.系統間での使い分け

◆ 各系統での類似薬の使い分け

* スルホニル尿素薬
* 速効型インスリン分泌促進薬
* α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)

第6章 消化性潰瘍治療薬【鷹取 元/金子周一】
◆ 疾患の概要と系統間での使い分け

* 1.消化性潰瘍とは?
* 2.病態生理
* 3.症状
* 4.診断
* 5.治療方針
* 6.初期治療
* 7.H. pylori除菌療法
* 8.NSAIDs潰瘍
* 9.維持療法

◆ 各系統での類似薬の使い分け

* プロトンポンプ阻害薬(PPI)
* ヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2RA)
* H. pylori除菌薬
* 防御因子増強薬

第7章 抗炎症薬(NSAIDsを中心に)【池ノ谷紘平/簑田清次】
◆ NSAIDsの概要

* 1.抗炎症薬とは?
* 2.NSAIDsの作用機序
* 3.NSAIDsの分類と使い分け
* 4.NSAIDsの副作用

◆ NSAIDsの使い分けと処方の実際

* 1.NSAIDsの適応症
* 2.各疾患におけるNSAIDsの処方例

第8章 気管支拡張薬【相良博典】
◆ 疾患の概要と系統間での使い分け

* 1.COPD患者に気管支拡張薬を使用する前にまず行うべきこと

◆ 各気管支拡張薬の特徴と類似薬の使い分け

* β2刺激薬
* 抗コリン薬
* テオフィリン薬(キサンチン誘導体)

第9章 鎮咳薬【藤原真治】
◆ 疾患の概要と系統間での使い分け

* 1.鎮咳薬の種類
* 2.中枢性鎮咳薬(狭義の鎮咳薬,いわゆる“咳止め”)
* 3.末梢性鎮咳薬

◆ 各系統での類似薬の使い分け

* 中枢性鎮咳薬
* 気管支拡張薬
* ヒスタミンH1受容体拮抗薬

第10章 皮膚疾患治療薬
i. 蕁麻疹治療薬【高田 実】
◆ 疾患の概要と系統間での使い分け

* 1.蕁麻疹の定義:紅斑との違い
* 2.蕁麻疹の病型分類と臨床的特徴
* 3.病型別の蕁麻疹の治療

◆ 各系統での類似薬の使い分け

* ヒスタミンH1受容体拮抗薬
* 補助的治療薬
* 副腎皮質ステロイドを用いる場合

ii. 湿疹皮膚炎治療薬【大槻マミ太郎】

* 1.アトピー性皮膚炎治療薬のグローバルスタンダード:ステロイド外用薬とタクロリムス軟膏
* 2.ステロイド外用薬の使用法
* 3.タクロリムス軟膏の使用法
* 4.内服療法について

第11章 抗菌薬【相野田祐介/平井由児/戸塚恭一】
◆ 抗菌薬を使う前に

* 1.戦うには,まずは敵を知ること
* 2.大事なことはいつも一緒
* 3.自分の病院を知ろう
* 4.感受性の読み方~MIC を縦読みしない
* 5.治療のメルクマールを見誤らない
* 6.治療期間を設定しよう~過剰な投与は避けましょう~
* 7.抗菌薬の系統と種類
* 8.PK/PD

◆ 各起因菌と抗菌薬の選択

* 1.感染症の有無と抗菌薬の有無
* 2.菌と治療薬の選択

第12章 睡眠薬【岡山雅信】
◆ 疾患の概要と系統間での使い分け

* 1.不眠の訴えにまず行うこと
* 2.不眠症の一般的知識
* 3.睡眠薬の系統の選択
* 4.服薬指導

◆ 各系統での類似薬の使い分け

* ベンゾジアゼピン受容体作動性睡眠薬

第13章 抗不安薬【三瀬順一】
◆ 疾患の概要と系統間での使い分け

* 1.不安を訴える患者に行うべきこと
* 2.症状の観点から
* 3.作用時間の観点から
* 4.有害作用の観点から
* 5.費用の観点から

◆ 各系統での類似薬の使い分け

* ベンゾジアゼピン系(BZD)
* SSRI
* その他

第14章 抗てんかん薬【山形崇倫/松本 歩】
◆ 疾患の概要と診断,治療

* 1.痙攣を起こした患者にまず行うこと
* 2.てんかんの治療

◆ 各抗てんかん薬の適応と注意点

* バルプロ酸(VPA:デパケンR,デパケンRR,セレニカRR など)
* カルバマゼピン(CBZ:テグレトールR)
* ゾニサミド(ZNS:エクセグランR)
* フェノバルビタール(PB:フェノバールR)
* フェニトイン(PHT:アレビアチンR)
* エトサクシミド(ESM:エピレオプチマルR,ザロンチンR)
* ベンゾジアゼピン系薬
* 新たな抗てんかん薬

第15章 骨粗鬆症治療薬【竹内靖博】
◆ 疾患の概要と系統間での使い分け

* 1.骨粗鬆症治療の対象と目的
* 2.骨粗鬆症患者全般に必須な治療
* 3.既存骨折をもつ患者に対する治療
* 4.既存骨折のない患者に対する治療
* 5.椎体圧迫骨折急性期で疼痛の強い患者に対する治療
* 6.続発性骨粗鬆症の患者に対する治療

◆ 各系統での類似薬の使い分け

* ビスホスホネート製剤
* SERM(ラロキシフェン)
* 活性型ビタミンD3製剤
* ビタミンK2製剤
* カルシトニン製剤

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