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根拠からよくわかる 注射薬・輸液の配合変化

根拠からよくわかる 注射薬・輸液の配合変化
著者/訳者名

赤瀬 朋秀 /編 中村 均 /編

出版社 羊土社
発行年月日 2009年03月01日
ISBNコード 9784758109246
定価 ¥2,860(税込)

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概要

注射薬や輸液を扱うすべての薬剤師にオススメ!配合変化の予測・回避に必要な知識が基礎から学べて,各章末の演習問題で実務に役立つ応用力が身につけられます.調剤事故を予防するために必携の一冊です!

目次

第1章 はじめに【赤瀬朋秀】

* 1.なぜ配合変化は難しく取っつきにくいのか
* 2.配合変化を予測することの重要性

第2章 配合変化概論【湯本哲郎/青木光夫】

* 1.配合変化(Compatibility)とは
* 2.配合変化の捉え方
* 3.配合変化の主な要因
* 4.配合可否の判断基準
* 5.配合変化の回避方法
* 第2章の問題

第3章 pH依存性配合変化【湯本哲郎/青木光夫】

* 1.pH依存性の配合変化とは
* 2.pH変動試験とは
* 3.pH変動スケールの活用方法①
* 4.pH変動スケールの活用方法②
* 5.pH変動スケールの活用方法③
* 6.臨界点pHとは
* 7.滴定酸度(Titratable acidity)とは
* 8.pH依存性配合変化を生じやすい薬剤の特徴
* 第3章の問題

第4章 pH非依存性配合変化【湯本哲郎/青木光夫】

* 1.pH非依存性(pH independent)の配合変化
* 2.イオン反応(沈殿反応,製剤の安定化への影響)
* 3.メイラード反応(Maillard reaction)
* 4.溶剤の希釈と過飽和
* 5.溶解度と析出
* 6.コロイドの反応
* 7.スタッキング現象
* 8.添加物による配合変化
* 9.光による影響
* 第4章の問題

第5章 医療機器との相互作用

* 1.溶出・吸着・収着【今浦将治】
* 2.ポリカーボネートのクラック(破損)【今浦将治】
* 3.輸液フィルターにおける配合変化【今浦将治】
* 4.医療機器の選定にあたって【菅野 浩】
* 第5章の問題

第6章 配合変化を考察するためのDI【舟越亮寛】

* 1.企業提供資料,代表的書籍,文献の収集と活用
* 2.データベースの作成と活用(薬剤ベース,疑義照会ベース)
* 3.医療スタッフへの情報提供
* 4.医療スタッフへの教育 (薬学生実務実習を含む)
* 第6章の問題

第7章 配合変化を回避するための手技やルート設計【樋島 学】

* 1.注射薬の混合方法と特徴
* 2.投与設計の考察
* 3.配合変化に関連したプレアボイド報告
* 第7章の問題

第8章 臨床活動と配合変化【今浦将治】

* 1.チーム医療(ICT,NST)・病棟活動時のチェック事項(ルート観察など)
* 2.手術室,ICUにおける注射薬の運用と薬剤師業務の実践
* 第8章の問題

第9章 医療安全と配合変化【濃沼政美】

* 1.医療における過失とは?
* 2.注射薬の医療安全
* 3.注射薬配合変化による医療事故
* 4.医療安全と配合変化
* 第9章の問題

第10章 実務実習事前学習における注射薬の配合変化の教育【中村 均】
解答・解説
索 引

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