書籍・雑誌

皆様の研究・教育活動を支えます ー お取り扱いサービス

書籍・雑誌

眼でみる実践心臓リハビリテーション(2版)

眼でみる実践心臓リハビリテーション(2版)
著者/訳者名

安達仁 編著

出版社 中外医学社
発行年月日 2009年03月01日
ISBNコード 9784498067035
定価 ¥5,280(税込)

カートへ

概要

プランの設定から、入院リハ、外来リハ、運動療法や栄養指導、疾患別の指導ポイントなど、今日的な枠組みのなかでの新しい心臓リハビリテーションについてわかりやすく解説したテキスト。多種多様な資料を豊富に盛り込み、患者教育にも即役立つつくりとなっている。広くリハビリテーションに携わるスタッフに役立つ書として好評を得たが、初版刊行後の進歩や状況の変化を踏まえて記載をみなおして最新の知識を提供している。

目次

【目次】

1.心臓リハビリテーションプラン(入院から外来へ) 〈安達 仁〉1
  はじめに―心臓リハビリテーションのエッセンス― 1
 A.心臓リハビリテーションの概念 7
 B.心臓リハビリテーションの意義  8
 C.心臓リハビリテーションの流れ  10
  1.急性期心臓リハビリテーション(phase I) 10
  2.慢性期心臓リハビリテーション(phase II,III) 14
 D.施設基準・スタッフ 20

2.入院中の心臓リハビリテーションと看護 〈松村郁子〉22
  はじめに 22
  A.運動負荷試験および運動療法の実際  22
  B.運動療法中の注意点  26
  C.規則正しい生活の確保  26
  D.患者および家族指導 26
  E.心臓リハビリテーションにおける看護師の役割と生活指導のポイント 29
  おわりに 30

3.外来心臓リハビリテーション 32
  a.看護師による心臓リハビリテーション外来 〈安達 仁〉32
  はじめに 32
  A.患者教育の効果  33
  B.コミュニティ(地域)での心臓リハビリテーションとセンターでの
  心臓リハビリテーション 34
  C.看護師による心臓リハビリテーション外来の実際  34
  D.看護師による心臓リハビリテーション外来の効果 37
  まとめ 40

b.医師による心臓リハビリテーション外来 〈櫻井繁樹〉41
  はじめに 41
 A.心臓リハビリテーションの方法と問題点  41
 B.心臓リハビリテーション専門外来の特徴  43
 C.心臓リハビリテーション専門外来の流れと6カ月(24週)プログラム 44
 D.心臓リハビリテーションの1日の流れ 49
 E.レクチャー  50
 F.費用 50
  おわりに 51

4.カテラボと心臓リハビリテーション 〈安達 仁〉53

5.運動療法 〈高橋哲也〉61
 A.ADL改善目的の運動療法 61
  1.急性心筋梗塞後のADL改善目的の運動療法 61
  2.心臓外科手術後のADL改善目的の運動療法 62
  3.ADL拡大が遅延する症例に対する運動療法 63
  4.運動療法プログラム立案で考慮すること 69
 B.心疾患患者と呼吸理学療法  70
  1.循環器疾患の呼吸不全の原因 70
  2.心臓外科手術後の呼吸理学療法 72
  3.呼吸器合併症の発症率 73
  4.呼吸器合併症の予防 73
 C.有酸素運動の実際  77
  1.運動療法の開始時期とその留意点 77
  2.機器を使用した有酸素運動の実際 79
  3.非監視型運動療法 86
  4.運動療法継続のための行動変容プログラム 87
  5.その他の有酸素運動療法 89
 D.レジスタンストレーニングの実際 89
  1.レジスタンストレーニングの目的 89
  2.レジスタンストレーニングの禁忌 89
  3.レジスタンストレーニングの導入時期 91
  4.レジスタンストレーニングの運動処方 92
  5.レジスタンストレーニングの注意事項 96

6.健康増進と運動 〈斉藤智子〉97
 A.健康増進概念の広がり 97
  1.生活習慣病の予防としての身体活動量の有効性と役割 97
  2.医療,福祉,保健,教育・スポーツ各領域における
  心臓リハビリテーションの知識普及へ 100
 B.群馬県立心臓血管センターにおける一次・三次予防分野の取り組み 107
 C.運動の専門家(exercise specialist)として 112

7.運動処方 〈安達 仁〉113
 A.心疾患患者と有酸素運動  113
  1.交感神経活性があまり亢進しない 113
  2.乳酸産生が亢進しない 114
 B.心肺運動負荷試験 115
  1.ATの理論的背景 115
  2.AT決定法 116
  3.実際のAT決定法 116
  4.AT決定から運動処方へ 119
  5.心肺運動負荷試験の実際 120
 C.疾患別の運動処方 123
  1.虚血性心疾患 123
  2.心不全 124
  3.開心術後 125
  4.大血管疾患 125
  5.糖尿病・肥満・メタボリックシンドローム 125
 D.心拍数を用いた運動処方(心拍処方) 125
 E.自覚症状による処方 126
 F.トークテスト 126

8.患者教育 〈畦地 萌〉127
  はじめに 127
 A.教育シート 128
 B.問題点抽出のコツと指導のポイント 130
 C.評価法  135
  1.双方向型教育プログラム 135
  2.心臓リハビリテーション専門外来と看護面談 137

9.栄養指導の実際 〈森 明美〉139
 A.患者の食習慣を把握 139
 B.塩分制限のポイント 139
  1.薄味で美味しく食べるコツのポイント 142
 C.血清脂質改善のポイント 143
  1.栄養基準(動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007年版より) 143
  2.血清脂質を減らすためのポイント 146
 D.エネルギー制限のポイント 148
  1.摂取エネルギー算出の目安 148
  2.肥満治療の栄養素量の基準(肥満症治療ガイドライン2006より) 149
  3.エネルギー制限のポイント 149
 E.栄養指導方法について 150
  1.個別指導 150
  2.集団栄養指導 150
 F.食べ物・食べ方Q&A(よくある患者からの質問) 151
 G.継続するために 155

10.虚血性心疾患患者への心臓リハビリテーション 〈安達 仁〉156
  はじめに 156
 A.狭心症と心筋梗塞の考え方―動脈硬化と血栓―  156
 B.心臓リハビリテーションの実際 164

11.開心術後の心臓リハビリテーション 〈安達 仁〉175
 A.心臓リハビリテーションに必要な開心術の基礎知識 175
 B.心臓リハビリテーションのステージ 176
 C.心臓リハビリテーションの方法 176
 D.心臓リハビリテーションの効果 181

12.慢性心不全の心臓リハビリテーション 〈安達 仁〉182
  はじめに 182
 A.心臓リハビリテーションの観点からみた心不全の基礎知識 182
  1.自律神経活性 182
  2.血管拡張能・血管内皮細胞機能 184
  3.骨格筋機能 185
  4.換気応答 187
  5.心機能 188
 B.心臓リハビリテーションの実際 192
  1.運動療法 192
  2.食事療法 194
  3.生活指導 195

13.大血管術後の心臓リハビリテーション 〈安達 仁〉198
  A.解離性大動脈瘤,胸腹部大動脈瘤  198
  B.末梢動脈疾患(peripheral arterial disease:PAD) 202

14.一次・二次予防,三次予防 〈安達 仁〉205
  はじめに 205
 A.肥満  207
  1.目標体重 209
  2.食事療法 209
  3.行動修正療法 211
  4.運動療法 211
  5.運動・食事・体重の記録 212
 B.糖尿病 212
  1.血糖コントロールとインスリン抵抗性 213
  2.コントロール目標,インスリン抵抗性の指標 216
  3.食事療法 216
  4.運動療法 218
 C.脂質代謝異常 220
  1.脂質代謝異常把握のための検査 220
  2.治療目標値 221
  3.食事療法,運動療法 221
 D.高血圧 221
  1.減塩 222
  2.減量 223
  3.運動療法 223
  まとめ 223

15.運動療法の危険性 〈安達 仁〉225
  はじめに 225
 A.虚血性心疾患 227
 B.不整脈 232
 C.対策 234

付 録 237
  付表―1.心筋梗塞の心臓リハビリテーション実施計画書 237
  付表―2.開心術後の心臓リハビリテーション実施計画書 238
  付表―3.運動療法記録表 239
  付表―4.理解度チェック用紙 240
  付表―5.心臓リハビリテーションプログラム(2006年11月版) 243
  付表―6.体重記録表 246
  付図―1.心臓リハビリテーション手帳の一部 247
  索 引 249

検索結果一覧に戻る

  • G_navi_06
  • お取り扱いサービス
  • G_navi_08
  • G_navi_09
  • G_navi_10
  • G_navi_11