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フィールド情報学入門

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著者/訳者名

京都大学フィールド情報学研究会 編

出版社 共立出版
発行年月日 2009年04月03日
ISBNコード 9784320122345
定価 ¥3,520(税込)

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概要

 フィールド情報学とは,フィールドで生じる諸問題に対して,情報学視点からその解決法を提案することを目的としている。その構成要素は,記述,予測,設計,伝達からなり,その方法は多岐に渡る。本書はフィールド情報学の入門書であり,これから自然観察へ向かう大学院生,社会参加の方法を求めるフィールドワーカー,イノベーションを模索するエンジニアなどを主対象に,起源の異なる9つの方法を,自然観察,人間観察,イノベーションという3つのシナリオを用いて説明し,フィールドの捉え方やそこでの情報の働きについて解説する。

目次

序章: フィールド情報学とは何か

第1部 自然を観察し予測する

第1章 リモートセンシングと地理情報システム

第2章 バイオロギング

第3章 システムダイナミクス

第2部 人々の活動を記述し伝達する

第4章 ヒューマンセンシング

第5章 エスノグラフィ

第6章 ケースライティング

第3部 社会と生活にイノベーションを起こす

第7章 インクルーシブデザイン

第8章 マルチエージェントシミュレーション

第9章 アウトリーチ・コミュニケーション

終章: 個を紡ぐ場としてのフィールドと情報の働き

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