概要
現代日本法における概念・制度がドイツの法と法学のいかなる影響の下で発展してきたかを、私法学・法制史学から多角的に考察する。
目次
第1章 日本民法学の歴史と理論――一研究者の視点から/北川善太郎
第2章 韓国民法の制定と発展/鄭 鍾休
第3章 成年後見法の構造と展開/新井 誠
第4章 後見人の担保供与義務――わが国における西洋法継受の一事例/西村重雄
第5章 他人物売買・無権代理と相続――ドイツ法の紹介とわが国の議論との対比/藤原正則
第6章 履行請求権の機能――催告および交渉による時効停止より/北居 功
第7章 韓国民法における債務不履行法の発展――債務不履行類型三分論の形成を中心に/成 升鉉(訳・中田邦博)
第8章 日本における客観的不能と主観的不能の区別――学説継受とその遺産/潮見佳男
第9章 ドイツ性状瑕疵概念についての一考察/廣瀬克巨
第10章 物概念の展開へのドイツ法学の影響とその限界――担保目的物を中心に/池田雅則
第11章 民法416条と無駄になった出費の賠償/藤田寿夫
第12章 代償請求権と調整機能――利益吸い上げ機能との関連に着目して/多治川卓朗
第13章 ドイツ民法典の成立と射倖契約/西原慎治
第14章 方式の自由と契約の成立/田中教雄
第15章 民法466条2項ただし書の「善意」の意義と証明責任――独日法を比較して/石田 剛
第16章 保証契約の適正化と契約規制の法理/山本敬三
第17章 平成16年保証法改正に関する一考察――経営者保証と第三者保証の区別を中心に/遠藤 歩
第18章 民法634条における「仕事の目的物」と無形仕事・役務型仕事/丸山絵美子
第19章 財産管理制度としての委任に関する一考察――間接代理論序説/岸本雄次郎
第20章 ドイツ特別口座の法理とわが国の判例理論/澁谷彰久
第21章 民法719条の歴史的背景と論理構造/石川真人
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