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モバイルコミュニケーション

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著者/訳者名

電子情報通信学会 編
慶大教授 工博 中川正雄 著
慶大准教授 博士(工学) 大槻知明 著

出版社 コロナ社
発行年月日 2009年03月21日
ISBNコード 9784339018653
定価 ¥3,300(税込)

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概要

基礎的な技術の解説に続いて,10年以上モバイル通信に君臨したCDMA,高速伝送のOFDMを紹介する。また,干渉の多いモバイル通信に必要な誤り訂正符号を紹介する。通信容量や信頼度を向上させる必要不可欠な技術としてMIMOを紹介する。

目次

1. モバイルコミュニケーションの歴史
1.1 マルコーニの時代
1.2 ラジオ放送の時代
1.3 アナログモバイル通信の時代
1.4 ディジタルモバイル通信の時代
1.5 より高速なディジタルモバイル通信の時代
1.6 より小さなエリアの通信
本章のまとめ
理解度の確認

2. 電波伝搬
2.1 周波数区分
2.2 自由空間伝搬
2.3 障害物のある伝搬
2.3.1 市街地伝搬
2.3.2 マイクロセル伝搬
2.3.3 室内伝搬
2.4 フェージング
2.4.1 見通し外伝搬
2.4.2 見通し内伝搬
2.5 ダイバーシチ
2.5.1 空間ダイバーシチ
2.5.2 他のダイバーシチ
本章のまとめ
理解度の確認

3. 変調
3.1 正弦波と変調
3.2 ディジタル変調方式
3.2.1 ASK
3.2.2 FSK
3.2.3 PSK
3.3 電力効率に優れた変調方式
3.3.1 GMSK
3.3.2 π/4シフトQPSK
3.4 高能率変調方式
3.5 フェージング回線におけるビット誤り率の特性
本章のまとめ
理解度の確認

4. 多元接続
4.1 デュプレックス
4.2 多元接続方式
4.2.1 固定的接続方式
4.2.2 随時的接続方式
談話室 CDMA
本章のまとめ
理解度の確認

5. CDMA
5.1 軍用におけるスペクトル拡散通信
5.1.1 秘匿性
5.1.2 耐ジャミング性
5.1.3 秘話性
5.1.4 スペクトル拡散通信とCDMA
5.2 拡散変調
5.2.1 直接拡散変調と復調
5.2.2 直接拡散変調の雑音特性

5.2.3 直接拡散変調の狭帯域干渉特性
5.2.4 パス分離
5.2.5 周波数ホッピング変調
5.2.6 複数搬送波拡散変調
5.3 セルラー移動通信におけるCDMA
5.3.1 のぼり回線の構造
5.3.2 マルチセル構成の場合
5.3.3 くだり回線の構造
本章のまとめ
理解度の確認

6. OFDM
6.1 OFDM変調方式の基礎
6.2 ガードインタバルと巡回拡張
6.3 ピーク対平均電力比
6.4 OFDMの応用例
6.4.1 ディジタルラジオ放送
6.4.2 地上ディジタルテレビジョン放送
6.4.3 単一周波数ネットワーク
6.4.4 OFDMを用いた無線LANシステム
6.4.5 OFDMA
本章のまとめ
理解度の確認

7. 誤り制御
7.1 ユークリッド距離とハミング距離
7.2 ガロア体
7.3 線形ブロック符号
7.3.1 生成行列と検査行列
7.3.2 最小距離と誤り訂正
7.4 線形ブロック符号の例
7.4.1 ハミング符号
7.4.2 巡回符号
7.4.3 BCH符号
7.4.4 リード・ソロモン符号
7.5 畳込み符号
7.5.1 畳込み符号器
7.5.2 トレリス線図
7.5.3 ビタビ復号法
7.6 最大事後確率復号
7.7 連接符号
7.8 ターボ符号
7.9 低密度パリティ検査符号
7.9.1 概要および定義
7.9.2 LDPC符号の二部グラフ表現
7.9.3 LDPC符号の構成法
7.9.4 sum-product復号法
7.10 自動再送要求
7.10.1 stop-and-wait方式
7.10.2 go-back-N方式
7.10.3 selective-repeat方式
7.10.4 ハイブリッドARQ方式
本章のまとめ
理解度の確認

8. MIMO
8.1 MIMO通信路モデル
8.2 MIMO通信路の並列伝送路表現
8.3 通信路容量
8.4 空間フィルタリング
8.4.1 ZF規範
8.4.2 MMSE規範
8.5 V-BLAST
8.6 最尤検出(MLD)
8.7 固有モード伝送
8.8 最大比合成伝送
8.9 時空間ブロック符号
8.9.1 AlamoutiのSTBC
8.9.2 他のSTBC
8.10 時空間トレリス符号
本章のまとめ
理解度の確認

引用・参考文献
理解度の確認;解説
索引

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