概要
古来「七草粥」は春の到来を祝い、新年の息災を願う行事としてひろく親しまれてきた。厳しい冬の季節に芽吹く若菜に大地の生命力を感じ、食生活の中に巧みに取り入れてきた古人たちの知恵を探り、七草をめぐる古事来歴を渉猟する。また、七種の植物それぞれの生態と食法、栽培法やその他の利用法など、七草と日本人のかかわりの足跡を辿りつつ、忘れられた日本文化の伝統を甦れせる。
目次
第1章 春の七草—初春の健康食の習俗
第2章 セリ(芹)—栽培野菜への進化途上
第3章 ナズナ(薺)—幼時は愛らしいナズナも、のちはペンペン草と
第4章 ハハコグサ=ゴギョウ(母子草・御形)—わが国の正史が命名を記録
第5章 ハコベ(繁縷)—生命力旺盛な越年草
第6章 タビラコ=ホトケノザ(田平子・仏の座)—数葉の円座が仏の座
第7章 カブ=スズナ(蕪・菘)—『古事記』時代からの栽培野菜
第8章 ダイコン=スズシロ(大根・清白)—最も多用される野
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