概要
21世紀、バルト海経済圏が胎動しつつある。EUの近隣諸国政策は、拡大EUと大国ロシアの間にある障壁を乗り越えて、バルト海の地域の経済を活性化させるのか。最新の政策動向を踏まえて考察する。
目次
1章 EU統合の深化・拡大とノーザン・ダイメンション――ボーダー・リージョンの新たな役割(蓮見雄)
2章 避けられない終焉、それとも新しい始まり――ノーザン・ダイメンションの過去と新しい展望(マルコ・レヒティ/蓮見雄訳)
3章 欧州近隣諸国政策の文脈におけるノーザン・ダイメンションの将来(ヒスキ・ハウッカラ/志摩園子訳)
4章 ロシア経済変革の試金石サンクトペテルブルグ(服部倫卓)
5章 ヨーロッパへの回帰を目指すカリーニングラード―どのぐらい歪み、どのぐらい遠いのか(ナターリヤ・スモロジンスカヤ/蓮見雄訳)
6章 カレリア共和国の経済と近隣諸国との地域協力(D.ヴォロンツォフ(服部倫卓訳)/蓮見雄)
7章 EU東方拡大と地域経済格差問題(田口雅弘)
8章 ポーランド東部国境地帯のユーロリージョン(ミェチスワフ・W・ソハ/バルトゥウォミェイ・ロキツキ/田口雅弘訳)
9章 EU・ロシアのエネルギー協力とノーザン・ダイメンション(蓮見雄)
10章 環バルト海地域のネットワーク形成――冷戦終焉後の国際秩序への地域からの新たな試み(志摩園子)
11章 バルト経済圏の胎動――新しい自己認識と国境を越えるクラスターの模索(蓮見雄)
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