糖尿病のくすりの教室 レッスン10
概要
糖尿病患者がかかわりうる薬について幅広く取り上げた、糖尿病薬物療法についてまとめて学べる一冊。現場ですぐに役立つ服薬や自己注射などの指導、患者のセルフマネジメント資料も掲載。文末の復習テストで学習内容の確認。「そのまま使える患者説明シート」つき。
目次
【1時間目】経口血糖降下薬を使った薬物療法を
知ろう!
(1)経口血糖降下薬の適応と禁忌
(2)経口血糖降下薬薬物療法の目標
(3)食事療法・運動療法との関係
(4)経口血糖降下療法のセルフマネジメント
【2時間目】糖尿病治療で用いる経口血糖降下薬を
知ろう!
◎経口血糖降下薬にはどんな種類があるの?
(1)スルホニル尿素薬
(2)速効型インスリン分泌促進薬
(3)ビグアナイド薬
(4)α-グルコシダーゼ阻害薬
(5)チアゾリジン誘導体
(6)これからの治療薬:GLP-1アナログ製剤
(7)これからの治療薬:DPP-IV阻害薬
【3時間目】経口血糖降下薬の服薬指導を知ろう!
(1)経口血糖降下薬の服薬のポイント
(2)経口薬の服薬指導(療養指導)のプロセス
(3)シックデイの対応
(4)経口血糖降下薬による低血糖への対応
(5)経口血糖降下薬二次無効への対応
【4時間目】インスリン療法を知ろう!
(1)インスリン療法の適応と禁忌
(2)インスリン療法の目標
(3)おもなインスリン療法
(4)食事療法・運動療法との関係
(5)経口血糖降下薬とインスリン療法との関係
(6)インスリン療法のセルフマネジメント
【5時間目】インスリン製剤を知ろう!
◎インスリン製剤にはどんな種類があるの?
(1)ヒトインスリン製剤 Ⅰ速効型インスリン製剤
(2)ヒトインスリン製剤 Ⅱ中間型インスリン製剤
(3)ヒトインスリン製剤 Ⅲ混合型インスリン製剤
(4)インスリンアナログ製剤 Ⅰ超速効型インスリン製剤
(5)インスリンアナログ製剤 Ⅱ混合性(二相性)
インスリン製剤
a)混合型インスリン製剤
(6)インスリンアナログ製剤 Ⅱ混合性(二相性)
インスリン製剤
b)二相性インスリン製剤
(7)インスリンアナログ製剤 Ⅲ持効型溶解
インスリン製剤
【6時間目】インスリンデバイスを知ろう!
◎インスリンデバイスにはどんな種類があるの?
(1)カードリッジ使用型インスリン注入器
(2)プレフィルド型インスリン注入器
(3)ディスポーザブルシリンジ
(4)インスリン注入器用注射針
【7時間目】インスリン自己注射指導のポイントを
知ろう!
(1)インスリン自己注射指導のポイント
(2)デバイス選択のポイント
(3)インスリン製剤・デバイスの不備への禁忌と対応
(4)スライディングスケール、カーボカウンティングを
用いた投与量の調整
(5)インスリンによる低血糖への対応
(6)インスリンによるそのほかの副作用への対応
【8時間目】クリニック/外来でインスリンを導入しよう!
(1)なぜクリニック/外来で導入するのか
(2)病棟での導入とは何が違うのか
(3)導入スケジュールの立て方
(4)インスリン導入前に必要な準備
(5)自己注射の指導のポイント
(6)インスリン量の調節
【9時間目】糖尿病合併症に用いる薬を知ろう!(1)
<循環>
◎循環系の合併症治療薬にはどんな種類があるの?
何に気をつけるの?
(1)高血圧
(2)糖尿病網膜症
(3)糖尿病腎症
(4)虚血性心疾患
(5)脳血管障害
(6)末梢動脈疾患
(7)足潰瘍・壊疽
【10時間目】糖尿病合併症に用いる薬を知ろう!(2)
<代謝/神経>
◎代謝や神経の合併症治療薬にはどんな種類が
あるの?
(1)脂質異常症
(2)関節・骨疾患
(3)神経障害
(4)皮膚疾患
(5)胃腸障害
(6)睡眠障害・気分障害
(7)生殖泌尿器疾患
【補習】患者のセルフマネジメントに役立つ資料を用意
しよう!
◎患者さんのセルフマネジメントに役立つ資料とは
(1)おくすり手帳
(2)服薬チェックリスト
(3)自己注射チェックリスト
(4)血糖自己測定マニュアル
(5)糖尿病関連ホームページ
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