概要
日本の社会精神医学の到達点 待望の刊行
日本社会精神医学会編の定本的「社会精神医学」テキスト。歴史的事項から最新の社会病理現象までを網羅し、広範な他の学術領域とのつながりを詳述した。執筆陣に各テーマの第一人者を迎え、現時点での日本の社会精神医学の到達点を示す。精神医学に関連する社会的な事件、事象が増加している昨今、社会精神医学が果たすべき役割は益々大きく、本書の刊行はまさに時宜を得たものと言えよう。精神科医はもちろん、精神保健医療福祉に関わるすべての関係者の必携書。
目次
第1章 社会精神医学とは
1 社会精神医学の歴史
2 社会精神医学の定義
3 社会精神医学の実践のための研究方法論
第2章 社会精神医学の役割
1 社会構造の変化と精神保健
2 社会精神医学の現代的意義
3 精神保健サービス従事者の機能
4 アンチスティグマ活動の展開と精神保健
5 疾病性・事例性の定義とその意義
第3章 社会精神医学研究とその成果
1 世界における研究とその成果
a.欧米諸国における研究
b.アジアにおける精神医療と研究
2 日本における研究とその成果
3 疫学研究
第4章 ライフサイクルと社会精神医学
1 総論
2 乳幼児期
3 児童青年期を中心に
4 青年期
5 成人期
6 老年期
第5章 現代社会の特性と社会精神医学
1 文化と精神障害
2 災害
3 犯罪・暴力
4 ひきこもり・家庭内暴力・ニート
5 自殺
6 薬物・アルコール関連問題
7 睡眠障害
8 摂食障害
9 ジェンダー
10 メディア・インターネットの影響
第6章 精神保健サービスの提供と学術基盤
1 精神科救急医療
2 精神障害リハビリテーション
3 司法精神医学
4 総合病院精神医学
5 産業精神保健
6 家族精神医学
7 地域精神医学
8 学校精神保健
第7章 社会精神医学と近接領域
1 関連学問領域について
a.総論
b.法学
c.経済学
d.心理学
e.宗教学
f.建築学
g.社会福祉学
h.教育学
i.社会学
2 政策と社会精神医学
a.精神保健福祉制度
b.政策評価
c.政策形成と当事者活動
第8章 社会精神医学の課題と展望
1 社会精神医学の課題と展望
補遺 日本社会精神医学会の歴史
索引
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