概要
150年にわたる上演史を見つめ、台本や演出の変遷を追う
人形浄瑠璃から歌舞伎へ移入され、現代もなお上演され続ける歌舞伎「一谷嫩軍記」。
その上演台本・演出の変遷をたどり、伝承の過程で消え去った演出にも光を当てる画期的な研究。
目次
序章 歌舞伎演出の視座
一.理念としての歌舞伎演出
二.作品の先行研究
三.本書の研究方法・研究範疇・構成
第一章 歌舞伎「一谷嫩軍記」の初演
・歌舞伎「一谷嫩軍記」の初演
・熊谷の役柄と上演形態
・雛助。仁左衛門の台本分析
第二章 化成期以降の台本研究
・台本の書誌分析・その性格
・「陣門組討」の台本構成と演出
・「熊谷陣屋」の台本構成
第三章 演出の大成
・演出の大成
・三代目三津五郎の領分
・三代目歌右衛門の「梅玉の型」
第四章 古典化への歩み
・七代目団十郎の「成田屋の型」
・四代目歌右衛門・三代目芝翫の演出の古典化
・新しい作品の発生と展開
・多様化する上演形態
第五章 演技と表現の変遷
・腹を割る系譜
・演技に纏わる写実の変遷
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