安全・安心行政を行う国や地方公共団体は、当然法律に基いて事務が行われていますが、
いざというときに法律の想定どおりに事が運ばないケースもあり、
そもそもの立法趣旨や具体的な法律の運用法について理解をしておくことが必要になります。

本書では、警察・消防・防衛といった国家的危機管理はもとより、
食品衛生や感染症対策、消費者安全といった身近な安全確保に至るまで、
広く安全・安心に関する分野を網羅しています。

目次
　　序　安全・安心をめぐる法的環境
　　　１　国家的規模での安全・安心～警察・防衛・国民保護～
　　　２　災害に対する安全・安心～火災・地震その他の災害対策～
　　　３　技術革新に伴う安全・安心～原子力安全、化学物質管理、遺伝子組換え～
　　　４　健康維持のための安全・安心～感染症対策などの公衆衛生分野～
　　　５　乗物の安全・安心～陸・海・空の交通と移動手段～
　　　６　消費生活における安全・安心～消費者安全・消費者保護～
　　　本書を読むための１０のキーワード