概要
建築を読み解く本として定評のある叢書「住まい学大系」の第二期第二弾です。
住まいの形(間取り)はどのようにつくられるのでしょうか?中流住宅によく見られる「中廊下型住宅」は、とかく設計者に敬遠されがちな間取りですが、この本ではその中廊下型住宅に注目して、明治・大正・昭和という時代の流れの中で、どのように論議され、どのようの変化していったのか、建築専門誌から婦人雑誌まで文献をあたって調査研究しています。
設計者からの提案や生活者から見た暮らしの現実、さらに歴史がどのように動いていくのかがわかります。この独自の史的考察を続けたのが、戦後、建築計画学の理論的確立に力を尽くした青木正夫です。青木は二00七年に急逝しましたが、その遺志を継いだ岡 俊江、鈴木義弘によって本としてまとめられました。栞では、その二人と、青木の後輩である鈴木成文にりょる座談会を掲載。建築計画学という学問の一端や、中廊下型住宅を通して青木が言いたかったことが伝わってきます。
目次
研究の方法について
第一章 日本住宅近代化の情緒
第二章 中廊下型住宅の生成
第三章 中廊下方住宅批判
第四章 西洋住宅の模倣
第五章 折衷式住宅の発展
第六章 停滞の時代
第七章 戦後の住様式論
事項解説 1~5
文献年表
論文再録・座談会再録
栞
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