図解入門ビジネス 最新MOT(技術経営)の基本と実践がよ~くわかる本
概要
新しい発見や発明の成果を事業化、産業化へ結びつける実践的なツール「技術経営」(MOT:Management Of Technology)の入門書です。本書では、MOTをイノベーションを起こすツールとして具体的に解説しています。MOTの役割、「研究」「開発」「事業化」「産業化」という4つのステージ、ロードマップの意味、ハイテク・マネジメント戦略、アライアンス戦略による新規事業創出、資金調達戦略、中小企業におけるイノベーション戦略、リスクマネジメントとマイルストンの設定など、MOTの基本的知識と実践的な考え方を詳細に図解しています。新規事業を創出しようとする技術者と経営者、マネージャにおすすめの一冊です。
目次
第1章 MOT入門概論―日本の現状とイノベーションの実現
1-1 MOTの役割と現状:MOTとMBAの違いと補完関係
1-2 拡がる技術者の仕事とイノベーションとは
1-3 企業における自己革新と課題
1-4 技術経営を考える上での基本データ
1-5 海外と日本のMOTの状況
1-6 イノベーション:プロセスからプロダクトへ
1-7 イノベーションのパラダイムシフトと組織との関係
1-8 研究・開発・製造とイノベーション
1-9 よく言われるキーワードの例
第2章 新事業創出戦略―成功のための4つのステージと3つの溝
2-1 事業創出のための4つのステージの基本的考え方
2-2 研究と開発の違い:魔の川を渡る
2-3 開発と事業化の違い:死の谷を渡る
2-4 開発と事業化ステージは不連続のマネジメント
2-5 事業化と産業化の違い:ダーウィンの海を渡る
2-6 魔の川、死の谷、ダーウィンの海の越え方
2-7 まとめ:各ステージとキーワード
第3章 研究・開発マネジメント戦略―ロードマップとポートフォリオの作成と活用
3-1 何のためのロードマップか
3-2 研究開発の技術ロードマップ化のために必要なこと
3-3 ロードマップの役割-技術ロードマップの作成1
3-4 ポートフォリオは空間軸-技術ロードマップの作成2
3-5 国・業界レベルのロードマップ―ロードマップの事例と活用1
3-6 民間レベルのロードマップ-ロードマップの事例と活用2
3-7 ロードマップ作成上の注意と課題
第4章 ハイテク・マネジメント戦略戦略―既存技術と新技術(ローテクとハイテク)の融合
4-1 ハイテク技術とは
4-2 ハイテクとローテクの違いと補完関係
4-3 インフラ産業、成熟産業の技術要素と特徴
4-4 ハイテクとローテクで事業・製品をつなぐ方法
4-5 ハイテク技術者とローテク技術者の展開戦略
4-6 既存製品から強みの発見とその強化
4-7 ハイテクのビジネス化への課題明確化と対応
第5章 マーケティング戦略―売れるものを創り出すための工夫と顧客
5-1 マーケティングとは何か?
5-2 MOT的マーケティングの実践コンセプト
5-3 マーケティング理論概観
5-4 不確実性へのマーケティング
5-5 ハイテク製品のマーケットの絞り込み
5-6 MOTの4つのステージとマーケテング
5-7 マーケティングとベネフィット
第6章 開発プロジェクト・マネジメント戦略―不連続のマネジメントへの挑戦
6-1 プロジェクト・マネジメントとは
6-2 管理とマネジメント
6-3 プロジェクトのための組織・体制
6-4 時系列を考えたプロジェクト・マネジメント
6-5 開発プロジェクト・マネジメントの実際
6-6 プロジェクトにおける技術・人・金への対応
6-7 社内外のインターフェースとリスクへの対応
6-8 ベンチャー企業のプロジェクト・マネジメントから学ぶこと 143
第7章 アライアンス戦略―アライアンスなしでは完結できない新規事業創出
7-1 アライアンスとネットワーク
7-2 新事業展開とアライアンスの必要性
7-3 アライアンスの探索方法と探索ステージ
7-4 大企業とベンチャー企業の補完・分担関係の事例
7-5 ライセンス契約―アライアンスの契約1
7-6 委託・受託開発、マイルストン-アライアンスの契約2
7-7 相手との信頼関係-アライアンス成功への道1
7-8 自分のキャパを増やすこと-アライアンス成功への道2
第8章 産学連携と知の移転戦略―WIN-WINの関係の難しさと有用さ
8-1 産官学との連携とその意味
8-2 時間軸から見た産学連携の課題
8-3 産学官の発想法の違いと判断基準
8-4 知の価値とオープン・イノベーション
8-5 産と学の守備範囲の変遷イメージ
8-6 産学連携の勘違い事例と原因
8-7 産業界は大学に、大学は産業界に何を期待するか
第9章 知財マネジメント戦略―知財の活用と各ステージのマッチング
9-1 プロダクトイノベーションと知財との関連性
9-2 日本の知財立国の現状
9-3 知的財産基本法と日本の現状
9-4 企業経営における知的財産の重要性
9-5 事業化成功のための知財マネジメント
9-6 知知的財産評価の基本的考え方
9-7 知的財産のポートフォリオ・マネジメントとは
9-8 オープン・イノベーションと知財への期待、知財の棚卸し
9-9 中小企業と知財戦略
第10章 コーポレートベンチャー戦略―企業内起業による新事業創出の道
10-1 企業での事業化のための研究・開発マネジメントの変遷
10-2 ベンチャーとベンチャー組織:その意味
10-3 企業内起業をコーポレートベンチャーと呼ぶ
10-4 コーポレートベンチャーの必要性
10-5 コーポレートベンチャーのメリット
10-6 社内、社外ベンチャーの特徴と仕組み
10-7 コーポレートベンチャーの成功への課題と対応
第11章 独立型ベンチャー戦略―日米の開発型、大学発ベンチャー企業
11-1 独立ベンチャー企業とは
11-2 独立ベンチャー企業のビジネス展開
11-3 米国の開発ベンチャー:スピンアウトから開発連携へ
11-4 開発型ベンチャー企業のスタートアップと出口設計
11-5 日本の開発ベンチャー:ハイテク展開型事例紹介
11-6 開発型ベンチャーのコンサルタント機能とグループ
11-7 大学発ベンチャー企業の環境条件
11-8 ベンチャー企業の運営と人材
第12章 資金調達戦略―資本政策、補助金、日本のVCなど
12-1 資金調達とベンチャーキャピタル
12-2 事業化への各種障壁と資金の関係
12-3 公的資金などの制度の現状
12-4 補助金、助成金と利用の仕方とは
12-5 資本政策について
12-6 株とストックオプション―資本政策のツール
第13章 中小企業イノベーション戦略―オンリーワン戦略の中小企業とは
13-1 日本の中小企業の現状と課題
13-2 中小企業のイノベーション戦略
13-3 日本の中小企業のアライアンス戦略
13-4 中小企業とベンチャー企業、大企業の違い
13-5 中小企業の知財戦略とニッチマーケット戦略
13-6 オンリーワン可能性、ハイテクとローテクの融合
第14章 リスクマネジメント戦略―とるべきリスクとマイルストンの設定
14-1 なぜリスク・マネジメントか
14-2 ベンチャー企業におけるリスクヘッジの事例
14-3 契約とマイルストン管理
14-4 開発委託側のリスクマネジメント
14-5 事業化ステージでのリスクマネジメント
14-6 ビジネスプランにおけるリスクマネジメント
14-7 開発・事業化プロジェクトのリスクマネジメントとは
14-8 リスク対処の現実例
第15章 ビジネスプラン戦略―技術者が自ら創るビジネスプラン
15-1 成功するためのビジネスプラン(BP)と儲けの構造
15-2 ビジネスプランのビジョンとシナリオとは
15-3 マーケットの捉え方-実践的ポイント1
15-4 技術と差別ポイントの捉え方-実践的ポイント2
15-5 知財とアライアンス-実践的ポイント3
15-6 売り上げ、利益、資金調達-実践的ポイント4
15-7 組織・体制など-実践的ポイント5
15-8 ビジネスプラン作成に必要な記載事項
第16章 まとめ―MOTにおける技術者と起業家精神
16-1 イノベーションの実践―なぜMOTが必要か
16-2 MOTの出口戦略:企業と技術者における事業化とは
16-3 研究・開発・事業化ステージでのアクターたち
16-4 開発マネジメントと事業化マネジメントのまとめ
16-5 MOTと組織体上の役割分担
16-6 技術者のスキルアップ─ベンチャーを始めるタイミング
16-7 MOTは何の役に立つか:技術者と起(企)業家精神
こんにちは ゲスト様
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